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コラム「虎視」 816号

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2008年12月15日 816号

コラム「虎視」

▼輸出価格が暴落した10月の日本の古紙輸出は思ったほど減っていなかった。前年同月と比較すると、中国27万トン→26万トン、台湾1万9,000トン→3,300トン、タイ2万3,000トン→2,900トン。中国はわずか4%減っただけ。台湾83%、タイ87%の大幅減だった。ところが輸出に占める中国の比重が大きいものだから、輸出価格の暴落は中国の大幅な輸入減がきっかけのように思われている。しかし10月の中国輸入もまったく減らず、逆に28%も増えていた。

▼13億の人口を抱える中国で先に高度経済成長したのが沿岸部。沿岸部の人口は全体の4割を占めており、残り6割の人口を占める内陸部に今後の成長期待がかかる。今回の不況は沿岸部不況ともいわれ、逆に内需中心の内陸部は成長しつつあり、成長余力もある。これが日本の高度成長時との違いで、まだ需要拡大が見込める中国の懐は深い。

▼昨年の中国の古紙消費量は5,000万トンで、輸入量は2,200万トン。消費に占める輸入比率は44%。今年は2,400万トン程度の輸入が見込まれている。消費全体のパイが膨らんでいるので輸入はまだ増えるだろう。今回の暴落の原因は中国の輸入減でないことははっきりした。それだけに価格の回復は早いかも。

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