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古紙ジャーナル コラム「虎視」

コラム「虎視」 863号

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2009年11月30日 863号

コラム「虎視」

▼家庭の古紙回収でちり紙交換業者が全盛だったのは1980年代前半まで。その後、価格が右肩下がりで値下がり。ちり紙交換は近畿などの一部を除き、すっかり姿を消した。代わって登場したのが、集団回収、行政回収、新聞販売店回収といった、行政や新聞社が絡む多様な回収形態だった。

▼近年、注目されてきたのが生協、スーパーなどの大手小売店が絡んだ回収方法。大手小売店の店頭回収といえばこれまで缶、ペットボトル、トレイ、牛乳パックだった。一般の古紙(新聞、雑誌、段ボール)回収は蚊帳の外。しかし、これを集める動きが出てきた。まず北海道の大手コンビニ、セイコーマートが06年夏に着手。次いで利用者にポイント還元するシステムが登場し、普及が急速に拡大する動きも。小売店にすれば買い物客の来店の頻度が増え、定着効果を期待できる。

▼東京の日野市は来年度からこうしたスーパーに奨励金を出す予定。自治体が事業者に奨励金を出すのは初めての試み。少子化や高齢化の影響で子供会や町内会が集団回収を敬遠する動きが一部にある。スーパーが古紙やボロを引き受けてくれるなら集団回収の助成金を回すというケースもでてきた。スーパーが家庭から出る資源ごみ回収の拠点になる時代がやってくる?

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