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【主要3品需給】
雑誌古紙の需給は昨年と比べて大きく変化
新聞古紙のメーカー在庫率は95%に上昇

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2018年4月23日 1276号

主要三品の需給比較

 昨年と今年では、古紙を取り巻く状況が一変した。昨年は三品ともに平均輸出価格がキロ20円を超え、古紙バブルの様相を呈した。しかし今年から中国向けMIX古紙の輸出が禁止され、中国政府は古紙の異物混入率をこれまでの1.5%から0.5%に引き下げた。また古紙輸入ライセンスも厳しく管理されるようになった。その影響によって輸出価格は低迷。特にMIX古紙の輸出価格は下落が続いている。今週号では主要三品の昨年と今年の需給比較を行う。また余剰感が出ている新聞古紙の消費動向についても触れたい。

段ボール古紙需給

 最も量が多い段ボール古紙の需給面の変化から見ていく。昨年の段ボール古紙の回収量は907万トンで、対前年比0.9%増。古紙回収量の減少が続く中で、段ボール古紙に関しては5年連続で回収増となっている。昨年の国内と輸出比率は85:15。近年は国内消費比率が高くなっており、85%は2004年に次ぐ高い比率となった。また国内製紙メーカーの平均在庫率は31.3%で、こちらは2003年以来の低水準の在庫率だった。

 今1―2月の段ボール古紙の国内消費量は、139万トン(0.5%減)。輸出量は26万トンで、昨年同期比14%の減少となった。古紙回収量は昨年同期比で5万トン減(3.0%減)となっている。国内と輸出、中国向け輸出の割合はそれほど変化がないが、国内メーカーの在庫率は47.2%で、昨年1―2月に比べて16.7ポイントも増加している。これまでは30%台が平均値だったので、かなり高い在庫率だと言えるだろう。

 しかし段ボール古紙に関しては、年々国内消費量が伸びているということもあり、在庫率が一時的に高くなってもそれほど問題ないと見られている。5月から夏場需要で消費量が増えるので、問屋は4月下旬~GW明けまでの在庫調整が鍵になる。

 価格は高止まりしているが、発生の減少に歯止めが利かないのが新聞古紙。昨年の新聞古紙の回収量は362万トンで、対前年比6.7%減となった。国内と輸出の割合は93:7で、圧倒的に国内消費割合が高い。今1―2月の回収量は58万トンで、昨年同期比16%減。国内消費は10.8%減、輸出は62.4%減となっている。新聞古紙の需給については後述する。

雑誌古紙の需給は大きく変化

 今年、最も大きく需給が変化したのが雑誌古紙。今年から中国向けMIX古紙の輸出が禁止されたことで、国内消費量と他国向け輸出量が増加している。

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