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古紙ジャーナル バックナンバー

【中国の国内回収】
輸入ライセンスの行方、カギ握る国内回収
ごみ減量や大手問屋の台頭で掘り起こし

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2018年4月9日 1274号

中国の古紙回収量と回収率の推移

 今後の中国における古紙輸入規制の行方と、密接にリンクするのが国内古紙の回収動向であろう。輸入古紙の減少分を国内回収の掘り起こしで補っていくことになるが、果たして現実味はあるのか。今年、MIX古紙だけで輸入は500万トン減り、他品種の古紙についても輸入量が減っている。①政策的な側面、②古紙価格の推移、③大手業者の台頭といった観点から分析・検証してみた。

 中国国務省は昨年7月に発表した「資源ごみの輸入禁止に向けたアクション・プラン」の中で、資源ごみ回収の具体的目標を掲げた。古紙以外の再生資源を含むが、2015年に2億4,600万トンだった回収量を2020年までに3億5千万トンまで引き上げ、5年間で1億500万トン伸ばすというわけだ。

 この目標の布石となるのが、生活ごみの削減だ。昨年3月には中国政府が生活ごみを35%削減する目標を発表。かつて日本のごみ行政でもみられたが、今後はごみ減量が資源の回収増に直結する。まずは46の主要都市で削減計画を策定し、分別排出を義務付け。違反した場合は罰金などの罰則も設けるようだ。

 では現状、中国の生活ごみ量はどのくらいか?中国全体を把握したデータは見当たらず、中国人民大学の宋国君教授が実施した288都市の調査(2012年)から導いた平均値によると、人1日あたり1.12キログラム。これに人口をかければ年間約5億6千万トンだ。

 中国の生活ごみの中身は、資源物は排出・処理の過程で売却されるのでほぼ含まれず、大半が生ごみが占めるとの指摘が目立つ。リサイクル可能な資源物は含まれても10%未満であろう。前述の宋教授の調査ではごみの組成分析も実施しており、それによると…

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