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【山鷹・吉安 グループ】
現在2ヵ所で年産320万㌧の設備を建設
M&Aを加速し、将来的に1,000万㌧を目指す

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2018年3月5日 1269号

山鷹グループの組織図

 中国第3位の製紙メーカーである山鷹・吉安グループ。以前からグループで500万~600万トンの生産量を目標に掲げていたが、近年はM&Aを加速させており、将来的には1,000万トンメーカーになることを新たな目標に掲げた。昨年からナショナルソードによる環境規制が強化され、今年の3月からはGB基準の改定で、より一層、輸入規制が強化される。このような混沌とした状況が続く中、サイコリンクジャパンの白社長に様々なお話を伺った。第1部では山鷹・吉安のグループ概要や現状、第2部ではサイコリンクジャパンの白社長のインタビューを紹介する。

年産320万トンの生産設備を建設中

 現在、山鷹・吉安グループは、桁違いの新マシン設備を2ヵ所で建設中である。吉安紙業の工場がある浙江省・嘉興工場の隣地に、2014年に新たに45,000坪の土地を購入。3台の新マシンで、年産120万トンの段原紙を生産する計画である。当初は2017年内の稼働を予定していたが、稼働時期は遅れており、今年中の稼働開始を目指している。もう1ヵ所は湖北省の新工場で、マシン4台で年産200万トンの段原紙を生産する。こちらは2019年の稼働を予定している。

 この2ヵ所の新マシンは全て段原紙で、合計能力は年産320万トン。これらのマシン全てが稼働すると、合計で685万トンの生産能力となる。以前からの目標だった600万トンを超えることになる。

 同社の新たな目標は、1,000万トンメーカーの仲間入りである。現在、紙・パルプで1,000万トン以上を生産する製紙メーカーは、世界でわずか5社。米国のインターナショナルペーパーとウエストロック、日本の王子HD、中国の玖龍紙業(ナインドラゴン)、インドネシアと中国に拠点を持つAPPである。山鷹・吉安グループは、将来的に生産量や売上において、世界のトップ10に入る製紙メーカーに成長するというのが、グループ全体の目標である。

17年は過去最高益に

 山鷹・吉安グループの2016年の紙・板紙生産量は354万トン、段ボール生産量は12億平米。売上は121億元、総資産は214億元。

 中国紙によると、同社は2017年12月の決算で、純利益が対前年比467%の約20億元になる見通し。好業績の要因は、①中国の環境規制の強化によって、旧式設備の淘汰が進んだ、②ネット通販や物流業界の急成長によって需要が拡大した、③段原紙の価格が上昇したことを挙げている。この他に…

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