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【中国の廃プラ輸入】
今年の輸入ライセンス、僅か2万1千トン
ペレット化・他国振替え・国内消費増を模索

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2018年2月12日 1267号

中国の廃プラ輸入量

 中国における昨年の廃プラ輸入実績は583万トンだったものの、今年から廃プラは輸入禁止品目となっている。1月末までに中国政府が認可した今年の廃プラの輸入ライセンスも計2万1千トンに過ぎず、事実上、中国からの引き合いがストップしている。昨年、日本からの輸入量は14%の82万トンと、香港に次いで2番目に多かった。今後は①ペレットに加工、②他国へ振替え輸出、③国内消費増の道を探るが、特に4割強を占めるPETボトルが大量に還流する懸念もあった。ところがバージンPET市場の逼迫感や国内の再生PET設備の増強などから、予想外にも需給は安定している。中国による輸入規制後の廃プラ市場の動向を探った。

 2017年の中国の廃プラの輸入量は前年より2割少ない583万トンだった。月間ベースでみると、昨年1~3月は前年比プラスだったが、4月以降は前年比のマイナス幅が徐々に広がり、12月にはマイナス75%まで減った。中国の廃プラ輸入のピークは2012年の888万トン。15年以降、香港のシェアが拡大し、香港経由でごみ混じりの廃プラ密輸が横行していたとされる。これが規制強化の引き金にもなった。

 香港に次いで輸入量が多いのが日本だ。昨年の輸入量82万トンを品種別にみると、①PETが37万3千トン、②PEが18万2千トン、③その他が17万5千トン、④PSが6万9千トン、⑤PVCが1万8千トン。PETが全体の46%を占めた。古紙はその他であるMIXだけが輸入禁止となったが、廃プラの場合、全品種でほぼ輸入が止められた格好だ。

 日本側からみると、廃プラ輸出量百四十三万トンのうち、中国向けが52%、香港向けが19%、合わせて72%を占める。他の仕向け地では、ベトナムが9%、台湾が6%、マレーシアが5%、タイが4%である。品種別では特にPETボトル(フレーク・その他)が中国・香港向けだけで87%を占め、依存度が高かった。

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