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古紙ジャーナル バックナンバー

【おうちCO-OPリサイクルセンター】
3月に独自のリサイクルセンター立ち上げ
宅配カタログを中心に年間1万㌧超を集める

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2017年7月24日 1239号

おうちCO-OPリサイクルセンターの外観

 生活協同組合ユーコープ(本部:神奈川県横浜市)が三月、「おうちCO-OPリサイクルセンター」を神奈川県大和市に開設した。同センターはラージベーラーを備え、組合員から回収したカタログなどの資源物をプレスし、出荷する機能を有する。また構内では社会福祉施設から派遣された障がい者のスタッフがきめ細かい選別も施す。初年度は約一万トンの回収量を見込んでいる。ユーコープは全国で四番目に大きい生協組織で、生協として十一番目のリサイクル施設の立ち上げとなった。

リサイクルセンターの立ち上げ経緯

 ユーコープは神奈川・山梨・静岡の三県で、百七十八万人の組合員を擁する全国で四番目に大きい生協組織。宅配事業の「おうちCO-OP」の他、三県で九十八店舗を運営し、二〇一七年三月期の供給高(=売上高)は千七百二十五億円に上っている。小売事業だけでなく、他に共済、福祉、葬祭といった事業も手掛けている。

 五年前ぐらいからリサイクル施設を立ち上げる構想があり、本格的に動き出したのは一、二年前。「おうちCO-OPリサイクルセンター」は全国の生協の中では、十番目のリサイクル施設で、主要コープの中では後発だったといえる。担当者である元宅配運営企画課の唐戸氏は、これまで既存の生協のリサイクルセンターをほぼすべて見学に訪れたという。また日本生活協同組合連合会が主催するリサイクル部門の交流会にも毎年出席しており、各地の生協担当者からノウハウを吸収してきた。後発だからこそ、アイデアを集約できるというメリットを活かして、満を持しての施設オープンとなったようだ。

 生協によるリサイクルセンターの運営は、拡大生産者責任の一環で、自ら排出したものを自ら処理するという考え方にもとづく取り組み。もともとユーコープは、この新設したリサイクルセンターから二キロ離れた座間市内に「ユーコープ事業連合・座間物流センター」を運営しており、当初はこの中で資源物のリサイクルに取り組めないか、模索していた。ところが物流センター内でのスペースの問題とともに、倉庫業法にもとづき倉庫用途で使っている建物では、リサイクル資源を持ち帰ってベールすることが法に抵触する恐れがあることもわかってきた。

ベーラー設置と運営を古紙業者が担う

 そこで周辺地域の大和市内で適当な大きさの倉庫をみつけ、独立したリサイクルセンターを立ち上げることになった。倉庫の敷地面積は千百六十平米、建て屋が九百七平米。鉄骨二階立ての構造の倉庫を賃借契約で借りている。設備は昭和製のラージベーラー一台を入れているが、初期コストを抑えるため、古紙業者の持ち込みによるベーラーを据え付けた。

 同リサイクルセンターの運営は外部に協力を仰いでいる。もともと古紙業者のパッカー車に各宅配センターからバラの古紙を収集してもらっていた経緯もあり、これを集約したリサイクルセンターでも、ベーラーのオペレーションや出入庫管理などについて、作業を委託することになった。

 ちなみに、二キロ離れた座間物流センターにはラージベーラーを五年ほど前に据付けており、商品配送作業などの過程で発生した段ボールをこのベーラーで圧縮している。

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