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古紙ジャーナル バックナンバー

【段ボールの輸出価格】
今年3月の最高価格に並ぶ
中国のインフレ・需要増続く

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2017年6月21日 1234号

 六月半ばに、OCC(段ボール古紙)の輸出価格が、早くも三月の最高値に並んできた。ドル価で二六七ー二七〇ドルを付けており、円価では為替が三月に比べて円高に振れたため、二十七円弱となっている。ONP(新聞古紙)も二六〇ドルと三月時のドル価を一〇ドル上回った。ただし、ONPは二〇〇八年八月の二八八ドルが過去最高である。MIX(雑誌古紙)のみ、二一〇ドル前後のドル価でくすぶり、勢いに欠ける。今回は、段ボールと新聞による輸出価格の騰勢が止まらないという情勢だ。

 OCCの米国品も二九〇ドルと、三月の二九五ドルに迫る。欧州品は二六五ドルと、当時の二五〇ドルを一五ドルも上回った。もっとも上昇率が高いのが欧州品というわけだ。

  今年一~四月までの中国の古紙輸入量は、五%増の千四万トン。内訳は、OCCが七%増の五百九十六万トン、上物が一三%増の三十三万トン、ONPが一六%増の百八十七万トン、MIXが八%減の百八十九万トン。四月の単月の輸入量では一二%減だった。

 中国ではインフレが続き、製品価格も再び上昇。古紙需要が底堅いとはいえ、米国OCCのドル価が三〇〇ドルを超えれば、調整局面に入るとの見方も強い。七月に一〇~二〇ドル反落の観測もあるが、日本は梅雨期に入るため、タイト感が持続する可能性もある。

 さらなる輸出価格の上昇で、仮に日本のOCC価格が三十円台を超えてくれば、一九八四年以来、三十三年ぶりとなる。①現状の為替水準のまま二九五ドルまで達するか、②現ドル価で為替が百二十円/ドルまで円安が進展するかのふた通りが想定されるが、前者が現実味を帯びている。

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