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【ナインドラゴン】
来年末までに四台の新マシン設置を発表
合計の生産能力は千六百五十万トンに

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2017年3月13日 1221号

ナインドラゴンの生産拠点

 中国最大手の製紙メーカーであるナインドラゴンは、二月末に発表した中間決算報告書で、来年末までに四台のマシンを新設すると発表した。新設マシンの四台はいずれもライナー原紙を生産する。それによって中国の国内八拠点、ベトナム一拠点の計九拠点の生産能力計は千六百五十万トンとなる。

 ナインドラゴンが発表した中間決算報告書によると、昨年下半期の売上高は百九十一億二千五百万元で、対前年同期比一七・三%増。売上総利益は三十四億九千万元となり、同二三・四%増となった。利益率(総利益/売上)は、前年同期が一七・三%だったが、当期は一八・三%となり、一ポイント上昇している。

 段ボール需要の増加要因として、オンラインショップによるパッケージの需要増が、成長を押し上げているとしている。また二〇一〇年以降、国家戦略として続けられている旧式及び非効率設備の廃棄が進んだことにより、より高品質の製品が効率的に生産できるようになった。そのことが製品価格を上昇させる一因にもなったという。古紙や石炭の原燃料価格は大幅に上昇しているが、それを吸収できる製品価格の上昇によって、コストを転嫁して収益性を上げることに成功したと記されている。

四台の新マシンを増設

 また中間決算報告書では、今後の新マシンの増設計画を発表している。それによると、二〇一八年末までに新たに四台の新マシンの増設を予定している。生産品種は全てライナー原紙。一時期は白板紙や印刷用紙の生産を増強していたが、近年の新設マシンは段ボール原紙(ライナー・中芯)に集中しており、パッケージ需要の増大がマシンの新設を後押ししていることが窺える。

 四台の新設マシンは、福建省の泉州工場に年産三十五万トンのライナーマシン(四十号機)、重慶工場に年産五十万トンのライナーマシン(四十一号機)、遼寧省の瀋陽工場に年産六十万トンのライナーマシン(四十二号機)、そしてグループ企業で河北省にある永新紙業の工場に、年産五十万トンのライナーマシン。新設マシン四台の合計能力は年産二百万トンとなる。

 またベトナム工場では今年の六月に二号機が稼働を開始する。ベトナム工場では二〇〇八年、年産十二万トンの中芯原紙マシンである一号機が稼働を開始しており、二号機は年産三十五万トンのライナー原紙マシンとなる。

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