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【日本紙パルプ商事】
大手問屋・福田三商の買収(約三十七億円)を発表
古紙取扱量は年間百七十万㌧前後に増加

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2017年2月6日 1216号

JPの製品・サービス別の売上推移

 日本紙パルプ商事(以下JP)は一月二十七日、大手古紙問屋の福田三商の買収を発表した。JPが割り当てる株式数と株価から推定すると、買収額は約三十七億円となり、これまでの古紙問屋におけるM&Aでは最大規模となる。株式交換によって、福田三商はJPの完全子会社となった後、JPグループの古紙再資源化事業を行う㈱エコリソースJPとの合併を見据えた検討を進めるとしている。

福田三商の概要

 福田三商は中部エリアを中心に十九カ所の古紙ヤードを展開する大手問屋で、年間古紙扱い量は約五十万トン。二〇一五年(平成二七年)十一月期の売上は六十九億三千九百万円、営業利益は四億千二百万円、営業利益率は五・九四%。
 同社は一九三六年(昭和十一年)に福田商店として創業。一九五〇年に福田紙原料㈱として会社設立。六三年にウエスを扱う鈴六商店と合弁で三商紙業を設立し、六九年に両社が合併して福田三商となった。またこれまでに様々な古紙関連の機械開発に着手。日本製初の大型ベーラー、自動計量システム、計量器付きパッカー車、バッテリーフォークリフト等の開発を行ってきた実績がある。

JPの売上は五千億円超

 JPは一九一六年(大正五年)に創業。日本で最大の紙卸商社で、近年はM&A等で製紙・古紙事業を拡大。また太陽光及びバイオマスによる発電事業も拡大している。二〇一六年(平成二八年)三月期の売上は五千六十六億三千百万円、営業利益は六十三億八千万円、営業利益率は一・二六%。
 JPは二〇一四年二月、古紙事業を統括する持ち株会社の㈱エコリソースJPを設立。全国規模の古紙回収ネットワークを構築し、シナジー効果をさらに高めることを目的としている。

JPが最大の古紙取り扱い商社に

 同社の古紙事業の歴史は古く、一九七五年(昭和五〇年)から紙パ資源・小山事業所で古紙ヤードの操業を開始。その後、直営ヤードや合弁ヤードの開設、古紙問屋のM&A等で、現在のJPグループの古紙ヤードは計十三ヵ所。そして今回の福田三商の買収によって、古紙ヤードは合計三十二ヵ所となり、大幅に増えることになる。
 今回のM&Aによって、JPは年間百七十万トン前後(本紙推定)の古紙取り扱い量となり、国際紙パルプ商事(KPP)の年間百四十七万トンを抜いてトップに立つ。また日系商社で唯一、海外でも古紙ヤードを展開している。JPの古紙部門の売上は約百八十二億円で、売上全体から見ると三・六%に留まる。

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