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【中国 古紙輸入】
品種はONP(新聞古紙)、主要国では日本が減少
三月と十二月に増加、二月と十月は減少

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2017年1月30日 1215号

中国の月別輸入の平均指数

 二〇〇七年以降の中国の古紙輸入量を品種別、主要国別、月別に分析し、中国の古紙需給の現状や以前との変化を探る。最初に製紙・古紙の〇七年と一五年の対比、次いで月ごとの輸入量の変化や傾向について報告する。品種別ではONP(新聞古紙)が、主要国では日本の輸入が減少している。

〇七年と一五年の対比

 左表は〇七年と一五年の中国の製紙・古紙需給の対比。まず紙・板紙関連から見ていこう。中国は二〇〇九年に米国を抜いて世界一の紙・板紙生産国となり、その後も多少の上下動があるものの、増加傾向にある。特に近年は段原紙と家庭紙の増産が顕著で、中国の紙・板紙生産を牽引しているとも言えるだろう。段原紙需要増の大きな要因となっているのはネット通販によるところが大きく、中国と日本のネット通販事情や、今後の段原紙需要の試算を三面に掲載している。
 段原紙は〇七年から一五年にかけて六五・六%増加し、四千四百七十万トンの生産量となっている。ちなみに紙・板紙生産量全体における段原紙の生産比率は年々上昇しており、〇七年は三六・七%だったが、一五年は四一・七%まで上昇した。 
 紙・板紙で唯一生産量が減少しているのが新聞用紙。米国では新聞用紙の生産が半減、日本でも二割強ほど減少しているが、中国では日本以上に減少が加速しており、〇七年比で三四・四%減となっている。

古紙回収量は七八%増

 〇七年から一五年にかけて、最も高い伸び率となったのは、中国の国内古紙回収量。一五年は〇七年比で七七・九%増の四千九百三十三万トン。八年間で二千二百万トン弱も増加しており、毎年二百七十万トンずつ増加したことになる。中国の国内回収量の品種別の内訳は、およそ九〇%が段ボール古紙で、新聞古紙は約三%、雑誌・その他古紙が約七%ほどに留まる。

古紙輸入量は三〇%増

 中国の国内古紙回収量の九割は段ボール古紙なので、古紙輸入量を分析して中国の古紙消費の実態を把握したい。〇七年と一五年の中国の古紙輸入量を比較すると、〇七年の二千二百五十六万トンから一五年は二千九百二十八万トンとなり、六百七十万トン増、二九・八%の増加となっている。
 品種別にみると、OCCが〇七年の千二百万トンから一五年は千六百六十七万トンで四百六十七万トン増、三八・九%の増加。MIXは〇七年の四百六十万トンから一五年は六百二万トンとなり、百四十二万トン増、三〇・九%増。また二面の上表のように、上物は量が少ないとはいえ最大の増加率となっている。一方、全体量が増加しているにも関わらずやや減少している品種がONPで、〇七年の五百七十七万トンから一五年は五百七十五万トンとなり、二万トン減、〇・五%減となった。〇七年はONPがMIXを上回っていたが、一五年は逆転している。

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