トップページ > 古紙ジャーナル バックナンバー >

古紙ジャーナル バックナンバー

【明和製紙原料】量よりクオリティの充実を
地方発、全国区の業務受注へ【カネシロ】

カテゴリーカテゴリー:古紙ジャーナル バックナンバー

2016年12月5日 1208号

講演する明和製紙原料㈱の小六信和代表取締役社長(左)とカネシロ㈱の小池正照代表取締役(右)

 一般社団法人全日本機密文書裁断協会(旧パピルスネットワーク全国会、伊藤武巳会長)が去る十一月十八日、研修勉強会を東京都内で開いた。機密処理事業の取組みとして、明和製紙原料㈱(岡山市)の小六信和社長が「機密文書処理業界はプロの集団でありたい!」、㈱カネシロ(松山市)の小池正照社長が「自社の取り組み」と題し講演した。価格競争に陥らないクオリティの追求と地方発の試みが興味深かったので紹介したい。

明和製紙原料㈱ 代表取締役社長 小六信和氏の講演より

 「もともとこの地球上に『ごみ』という物質はない。当たり前のこと。もともと鉄鉱石、石、木だとかが地球上にある。紙は集めれば資源だが、人間がごみ箱に捨てるから『ごみ』になる。本来『ごみ』はない。動物の排泄物もバクテリアが食べる。残念ながら『ごみ』という物質を生産しているのは人間だけ。全てのごみをなくすことはできないが、せめて古紙屋は焼却場に行く古紙を一枚でも多く救って可燃ごみを少しでも減らそう。それが使命であると社員達に話している。」
 「五十九年間、古紙屋の倅として育ってきたので、古紙に対する愛着や執着がものすごく強い。極端な考えかも知れないが、地下資源は有限だけど、地上資源は無限なのでは。地球で四十五億年の間に地下資源を作ってきた。資源によって違いがあるが有限である。ただ、木や森林資源というのは、上手に管理して植林してやれば、おそらく枯渇することはない。」
 「せめて古紙屋だから、森林資源を守っていくことが出来たらと考えている。五十キログラムの古紙で、高さ二十メートル、太さ二十五センチ、樹齢が約三十年の松や杉の木を一本救うことができる。お客様にも、機密書類の入った文書保存箱が三箱あれば、木が一本救うことができると話している。・・・」(以下、紙面にて掲載)

㈱カネシロ 代表取締役 小池 正照氏の講演より

 「今年で五十歳、古紙問屋の三代目です。創業は定かでないが、一九二七年(昭和二年)頃といわれている。所在地は四国の松山市で、合併などにより五十二万人の人口を数える。山に囲まれているので、五十五、五十六万人の経済圏です。」
 「据置型と出張裁断車の両方を持っている。なぜ、機密処理を始めたか。もともと古紙を扱っていたので、取り扱いを始めた。機密文書の処理が始まったのはこの二十年。古紙のリサイクルは一説には江戸時代から始まったので、機密文書の処理も古紙問屋が最初ではないか。ひと昔前は、機密古紙も一般古紙と同じように、地元の銀行ですら、平ボデー車の脇に板を立てて、機密書類を積み込み、シートをかけ、製紙会社に搬入していた。」
 「機密処理は、二〇〇〇年にドラフト会議でいう『外れ一位』みたいな形で始まった。ナカバヤシが機密書類をブロック状に固めて処理する、そのブロック買い取りの話にこられた。当時、地銀は必要ないとのことで、カネシロさん、どうですかと話がきた。機械が好きなもので、やり始めたのがきっかけだった。・・・」(以下、紙面にて掲載)

※当WEBサイトに掲載している記事・データは本紙掲載記事の一部です。本紙面には詳しい概要も掲載しています。見本紙をご希望の方には1ヵ月間無料でお送りしておりますので、お気軽にご連絡下さい。

こんな記事も読まれています

どうぞお気軽にお問合せください

(有) 古紙ジャーナル社

TEL:0742-72-1798 FAX:0742-90-1461

メールアドレス:info[at]kosijnl.co.jp ([at]を@に変えてお送りください。)

  • TEL:0742-72-1798
  • FAX:0742-72-1810 印刷用PDFを開く

古紙問屋、製紙メーカー、商社、団体等の古紙関連のニュース、自治体、輸出実績、輸出価格、国内価格、海外事情、その他リサイクルのニュースを週刊でお届けします。
>>詳しくはこちら

  • 購読のお申込み
Top