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古紙ジャーナル バックナンバー

【古紙問屋 売上・利益】
古紙問屋の平均売上は三・七億円
この三年で売上・利益ともに増加

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2016年7月11日 1188号

古紙問屋(兼業含む)の売上トップ20(2014.15期)

 二〇一三年以降、円安が急激に進んだことで輸出価格の手取りが上昇し、それに合わせて国内プレミアム価格も増加した。昨年六月の本紙一一三六号で、二〇一三年期・一四年期は多くの問屋が利益上昇と報じたが、一五年期は更に上昇。過去最高の売上・利益を記録する古紙問屋が増えている。古紙回収量を単純に企業数(古紙用大型ベーラーを保有する企業数)で割ると、一社当りの平均扱い量は減少傾向ながら、単価の上昇によって平均売上は増加していることが分かる。また昨年と同様、JETROのデータベースで、十億円以上の売上の古紙問屋をピックアップした。

企業数は千百十六社に。

 本紙の調査によると、全国の古紙ヤード数は千八百九十四カ所。新規ヤードの開設は、以前より減速したとはいえ、依然として増え続けている。また古紙用の大型ベーラーを保有する企業数は、二〇一〇年の調査では千四十一社だったが、最新の調査では千百十六社だということが判明した。異業種からの参入等で増加傾向にある。年次ごとの企業数のデータがないため、上表には一定の増加と仮定して企業数を当てはめた。

 古紙回収量は二〇一四年から減少に転じており、一社当りの平均扱い量も減少が続いている。二〇一〇年は年間二万八百十トンだったが、一五年は一万九千百七十四トンで、七・九%減となっている。

 販売平均単価は、関東商組の段ボール古紙輸出価格の年間平均値を指標とした。これを指標とした理由は、①国内建値が完全に潜りプレミアム価格が常態化、②プレミアムの幅は輸出価格が基準、③古紙回収量全体のうち半分を段ボールが占める、④品種別でも、段ボール古紙は上物や新聞より安く、雑誌・雑紙より高い平均的な価格であるー等。この販売平均単価は二〇一二年に大きく下がってキロ一四円となったが、一三年から円安の恩恵を受け上昇。一五年はキロ二十円目前の一九・四九円となった。

 リーマンショック前は古紙価格が高騰したが、キロ一五円以上が続いたのは一年半ほどだった。今回は二〇一三年二月から三年五ヵ月の間、一五円以上が続き、現在も継続中である。

 一社当りの平均扱い量に平均単価を掛けたものが、一社当りの平均売上となる。単価が下がった一二年は三億円を割って二億八千四百万円となったが、一五年は三億七千四百万円となり、この三年間で古紙問屋の平均売上は八千九百万円も増加(三一・四%増)している。

売上十億円以上の古紙問屋をピックアップ

 二面に売上が十億円以上の古紙問屋(兼業含む)の一覧表を掲載した。JETRO(日本貿易振興機構)のデータベースからピックアップしたもので、売上を公表していない古紙問屋は除外されている。二〇一二年~一四年は八十社前後、一五年は決算の関係で出揃っていない問屋が多く、三十八社が調査対象となった。

 この調査対象の問屋の経年変化を見てみると、二〇一二年の平均利益は約四千四百万円だったのに対し、一五年は約一億千九百万円となり、およそ二・七倍に膨れ上がっている。利益率も一二年の一・二%から一五年は二・六%に上昇した。

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