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古紙ジャーナル バックナンバー

【家庭系 古紙回収】
行政・集団回収計が130万㌧減(2006年~2013年)
ポイント古紙回収が全国で1,400ヵ所に

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2016年2月22日 1169号

家庭系古紙回収の変化

本紙が〇八年に大々的にポイント制古紙回収を取り上げて以来、八年が経過したが、その間「新たな古紙回収ツール」として日本全国に拡がり、多くの地域住民に認知されている。本紙の最新の調査では、ポイント制古紙回収の設置箇所は全国で千四百ヵ所に上る。家庭系古紙回収の変化とともに、ポイント制古紙回収の現状について報告する。

家庭系古紙回収の変化

 古くはちり紙交換が全盛だった時代から、価格が下落して全国的に始まった行政回収、更に東京や横浜市で行政回収から集団回収に移行する市区が出てくるなど、時代背景や古紙を取り巻く状況の変化により、家庭系古紙の回収形態は変化している。近年は特に古紙価格が高騰していたこともあり、様々な業者の囲い込みが顕著になっている。

 この八年ほどで、ポイント制古紙回収は全国に拡がった。二〇〇八年前後からスーパーの敷地内に回収機を設置し、お客さんが持ってきた古紙の重量によってポイントを付与。ポイントが貯まればスーパーの商品券等に交換できるというポイント制古紙回収が爆発的に拡がった。

 ではポイント回収が普及してから、家庭系古紙の回収形態がどのように変わったのか比べてみよう。ただデータとして出ているのは行政回収量と助成金がある集団回収量の二種類のみである。これ以外の回収形態の新聞販売店回収、各社の戸別回収、ちり紙交換、ビルメンテ会社や廃棄物業者による回収、各無人回収、スーパーによる店頭回収等による古紙回収量のデータはない。これらは本紙の推定によって当てはめていく。

行政回収・集団回収減少

 データがある行政回収量と集団回収量の推移をみると、家庭系古紙回収の変化がはっきりと分かる。一九九八年の行政回収量は百二十二万九千トンで、当時の集団回収量のおよそ半分だった。しかし二〇〇〇年前後から全国的に行政回収が急速に拡がり、〇一年には二百万トンを超えた。ピーク時の〇六年には二百四十七万トンが集められた。行政回収が開始した時期には、集団回収量が減少すると予想されたが、ごみ減量やリサイクルの推進によって古紙の掘り起こしが進んだことにより、集団回収量も増えていった。同じく〇六年に集団回収量のピークである三百五万八千トンを記録した。

 この後リーマンショックを挟んで古紙回収量は減少したが、行政回収量と集団回収量は二割~三割ほど減少している。行政回収と集団回収を足した量の家庭系古紙回収量に対する割合をみると、〇〇年~〇六年には七〇%前後だったが、徐々に低下。一三年は五六・八%まで下落した。ピーク時に比べて十四ポイントほど下がったが、このうちの多くがポイント回収や無人回収によるものだと考える。

回収形態の変化を推定

 次に〇六年と一三年の家庭系古紙の回収形態の割合を比較してみる。前述の通り、行政回収量と集団回収量以外は本紙の推定。まず〇六年をみていこう。集団回収量・行政回収量共にピークの年で、ポイント回収はまだなかった。集団回収と行政回収の合計が五百五十三万トンで、家庭系古紙回収の七一%を占めている。

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