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古紙ジャーナル バックナンバー

【生協の リサイクル施設】
パルシステム連合会のリサイクル施設を見学
商品カタログ(月間千二百トン)を回収、メーカーに直販

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2015年11月2日 1154号

パルシステム生活協同組合連合会の杉戸リサイクルセンター外観

本紙調査によると、生協が運営するリサイクル施設は全国で八ヵ所となった。また今回取り上げるパルシステム生活協同組合連合会は、杉戸リサイクルセンターを含めて計四ヵ所にベーラーを設置している。最近、特に生協関係者から本紙への問い合わせや購読の申し込みが相次いでおり、今後新たに生協のリサイクル施設の開設も噂されている。この先駆けとなったパルシステム連合会のリサイクル施設を見学した。

パルシステム生活協同組合連合会とは

 パルシステム生活協同組合連合会は、生協が加入する連合会組織で一九九〇年に設立。現在、そのエリアは一都十一県(宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、静岡)の広範囲に渡る。組合員数は百八十九万八千人で、会員生協総計の売上高は二千百六十三億九千万円。グループ全体で配送センターは六十ヵ所、事業センターは九ヵ所に展開している。

 首都圏の生協連合会の中でパルシステムは二番目に大きな組織で、東京の新宿に本部がある。売上順にみると、①コープネット事業連合=四千五百億円、②パルシステム=二千億円、③ユーコープ=千五百億円、④生活クラブ=七百億円となっている。

リサイクル関連施設

 パルシステム生活協同組合連合会は二〇〇三年にエコサーポートという環境関連会社を設立。当初は北戸田にリサイクルセンターを開設したが、手狭になったため、〇四年に現在の杉戸リサイクルセンターを開設し、資源物のリサイクルを集約して行うことになった。

 現在のリサイクルセンターは七カ所で、八王子、南大沢、稲城、相模、岩槻、新治と今回紹介する杉戸。このうち古紙用のベーラーを設置しているのは四カ所。杉戸には段ボール用と回収カタログ用に二台の大型ベーラーを設置。八王子と南大沢には段ボール用の大型ベーラーを、稲城には段ボール用の小型ベーラーを設置している。また相模、新治、岩槻にはパッカー車を配備しており、各配送センターで段ボールの回収を行うために使われている。

商品カタログのセットセンター

 同連合会は物流拠点工場の他に、組合員に配布する商品カタログをセットする工場(セットセンター)が付随している。セットセンターでは毎週、組合員に配布する八十万部の商品カタログの準備工程を行う。

 通常五十六ベージに及ぶこの商品カタログが印刷会社から届き、これらをセットする機械で一セットずつに分け、配布カタログができる。何枚にも及ぶカタログを自動的に折り込んでいく仕組み。また注文用のOCR用紙や、他のチラシもそれらに折り込んでいく。

 この毎週商品カタログは毎週八十万部が組合員に配布され、現在五十~六十万部を回収している。回収率は六三%~七五%ほど。重量にするとこの商品カタログだけで月間千~千百トンほどになる。一品ものの商品チラシ(色上)がこれだけ多く出る事業所は、かなり限られているだろう。

※当WEBサイトに掲載している記事・データは本紙掲載記事の一部です。本紙面には詳しい概要も掲載しています。見本紙をご希望の方には1ヵ月間無料でお送りしておりますので、お気軽にご連絡下さい。

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