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【BIR】ナインドラゴン張会長にパピルス賞贈呈

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2013年6月10日 1036号

5月下旬に上海に出かけ、2つの国際会議に出席した。1つはBIR(国際再生資源連盟)による国際会議。再生資源全般を対象とするため、資源ごとに部会が設けられ、本紙は古紙部会と古布部会に出席した。もう1つは海外メディアの主催によるアジア古紙会議。本紙は広告掲載などでも協力し、スピーカーの1人としても登壇した。ともに欧米からの参加者が多く、世界各地のメーカーや古紙問屋の状況を知ることができた。最大の関心事が、中国で税関検査を強化している「グリーン・フェンス」の影響である。古紙の品質管理について様々な立場からの報告と活発な討議が交わされた。今号ではBIRの様子を報告したい。

全原連が古紙で初加盟

BIRは欧州に基盤を置く組織であり、再生資源を取り扱う事業者や団体で構成される。再生資源全体を対象にした国際レベルの組織で、鉄、非鉄金属、古紙、古布の4品目を基本に部会を設け、他に合金、廃プラ、廃タイヤの委員会が設けられている。日本から鉄スクラップ関連の数事業者が加盟しており、古紙では全原連が昨年6月に正式加盟した。今回、上海で5月26日から29日まで、国際会議を催した。

28日の古紙部会では、部会長であるバクシー氏の挨拶に始まり、各理事からの欧州の報告があった。なお、部会長はバクシー氏(英国)からシュミッド氏(ドイツ)にバトンタッチされた。この古紙部会で注目されたのは、古紙の再生利用に目覚ましく貢献した事業者にBIRから贈られるパピルス賞にナインドラゴンが選ばれ、張茵董事長が出席してスピーチを行ったことである。部会長のバクシー氏から紹介があり、張董事長が次のように述べた。

パピルス賞で張董事長が挨拶

「今日はBIRの栄誉に選ばれたことを大変光栄に思う。これは私とともに同僚、アメリカ・チュンナムにとっても嬉しいことである。今日はこの賞を受けたことで、私の評価を3つの側面から共有したい。1つは私からの感謝の想い、2つ目は大変意義ある産業への参画、3つ目が環境に配慮した経営である。」

「最初に、自分自身に感謝しなければならない。なぜならこの産業を選んだことは、大変意義ある産業であり、持続可能な産業だったからである。また私を支えてくれた主人と2人の息子、他の家族のメンバー、社員の一同にも感謝している。全員が今日の栄誉に関わっている。」

「皆さんお思いのように、私はこの賞は偶然だと感じている。リサイクル業と製紙産業に関わる全ての関係者に感謝の意を伝えなければならない。リサイクルの仕組みを支えて維持してきたからである。私のリサイクル事業のキャリアは1985年に香港で始まった。それから米国でリサイクル業に従事して、中国に戻り米国から古紙の輸入を始めた。現在、その経歴は28年ほどになる。この間、中国でわらから古紙を使った製紙産業への転換を目の当たりにしてきたと言えるでしょう。全ては、古紙を中国に広める過程でもあった。今日、中国の製紙産業は人類において最も重要となっている。このような産業と技術の発展を目撃できたことを本当に嬉しく思う。」

「早くから私は大変意義ある産業に従事してきた。これは我々が家庭やオフィス、産業分野から古紙が発生するようになって来たからである。あらゆるものが段々とパッケージされるようになり、生活の一部になった。紙をつくるための多くの古紙を、皆が持ち合わせている。いかに多くの資源を埋め立て地から取り除くか、いかに多くの木の伐採を避けられるか。我々は環境保護を行うプロテクターであり、環境を害するトラブルメーカーではない。」

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