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【2012年の中国製紙】紙・板紙生産、世界初の1億トンの大台

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2013年5月27日 1034号

中国造紙協会発表による2012年の中国の紙・板紙生産量は予想されたように1億トンの大台に乗せた。前年比3.2%増の1億250万トンである。一億トンの大台に乗せたのはもちろん中国が世界で初めて。2000年代に入ってからの中国の紙・板紙の生産伸び率を振り返ってみると、02年から07年の6年間は10%台の驚異的な高成長が続いた。リーマンショック後の08年からは7、8%の一桁成長に減速していたが、昨年はついに3.2%まで低下した。中国の紙・板紙の生産規模は日本の約4倍にも達するが、1億トンの大台乗せを契機に、今後は3%前後の低成長で推移するのでないか

ナインドラゴン、1千万トン企業に

驚異的な成長を引っ張ってきたのは、玖龍紙業(ナインドラゴン)、APP(アジアパルプ&ペーパー)グループ、理文造紙(リー&マン)、晨鳴紙業(チェンミン)、華泰(フワタイ)グループなどの大手製紙。なかでもナインドラゴンは昨年、中国で初めての1千万トン企業になった。前年比25%増、数量で210万トン増の1,045万トンである。一方の雄、APPグループはシンガポールに本社があり、インドネシアと中国に生産拠点を持つ。生産量は1,000万トンを超えるが、中国でのAPPグループは上位30社以内に5社が顔を出している。6位の金東紙業、8位の寧波中華紙業、13位の海南金海紙業、23位の金華盛紙業、30位の金紅葉紙業がそれ。5社合計の生産量は570万トン。前年が558万トンだったので2%増にとどまる。100万トンメーカーは30社のうち14位の安徽山鷹紙業まで。前年は11社だったが3社増えた。なかでも、もっとも高い伸びをみせたのが吉安集団(ジーアングループ)。前年の70万トンから131万トンになり、88%増である。

新聞用紙、4年連続の生産減

品種別にみると生産の伸び率が高いのは塗工印刷用紙と生活用紙(家庭紙)。前者が7.6%、後者が6.9%の各増。活発な設備投資が続く白板紙は3.7%増にとどまる。また生産高が2,000万トンを超える外装ライナーと中芯原紙は前者が4.5%、後者が2%の各増。唯一、マイナス成長は新聞用紙。前年比10万トン減の380万トンだった。2009年をピークに4年連続の減少。ピーク時に比べて約100万トン減である。インターネットや携帯電話の普及が中国でも新聞用紙生産に陰を落とす。

中国の紙・板紙生産と消費推移

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