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古紙ジャーナル バックナンバー

【新ヤード】
6年連続で新ヤード(回収基地)開設ラッシュ
今年は国内外に20ヵ所以上か
近畿地方、昨年は15ヵ所誕生

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2005年5月9日 638号

昨年は全国で40ヵ所以上の古紙ヤードが開設され、過去最高のヤードラッシュとなった。設備投資の主役は古紙問屋だったが、廃棄物業者がリサイクル施設を作り、同施設内に古紙のベーラー(大型梱包機)を設置するケースも目立った。

今年は6年連続のヤードラッシュになりそうだが、今年の特徴は、国内だけでなく、中国にもベーラーを設置したヤード(輸入基地並びに回収基地)ができることだ。オープンが遅れていたもので、江蘇省の南通市と太倉市に完成する。

中国での古紙ヤードの開設といえば松本光春商店(本社・高松市)が先鞭を斬った。同社は中国で古紙を回収し、現地のメーカーに販売しているが、昨秋の大連に続いて北京郊外に3番目のヤードが近く完成する。

近畿は昨年15ヵ所

昨年の新ヤードを地域別にみると。北海道・東北地区8ヵ所、関東8ヵ所、中部9ヵ所、近畿13ヵ所、中四国1ヵ所、九州2ヵ所だった。本紙の619号の掲載による。しかし、その後の調査で、近畿だけでも以下のように増えている。北摂リサイクルセンターのオープンが今年2月にずれ込んだものの、太陽産商の和歌山本社ヤード(スクラップアンドビルド)、極東エンタープライズの尼崎、大阪紙業の鶴見がオープン。近畿での新ヤードは15ヵ所にのぼった。

九州、廃棄物業者のリサイクル施設が相次ぐ

九州は九十九資源センターの諫早営業所が漏れていた。同営業所を含めると3ヵ所だが、長崎市の平木工業など九州環境ネットワーク25社の会員によるリサイクル施設が相次いで完成・稼働しており、同施設での古紙ベーラーの設置が5台前後あった。従って合計では8ヵ所か。ちなみに同ネットワークの古紙ベーラー保有台数はおよそ24台で、今後もさらに増える見通し。

大和紙料、仙台に進出

今年の新ヤードを地域別にみてみよう。まず北海道・東北地区。仙台市に大和紙料(本社・大阪市)が初めて進出する。地元のリサイクル業者、仙台資源回収社との合弁で大和仙台リサイクルを設立。市内の宮城野区に4月末に新ヤードがオープンした。社長には矢倉得正氏が就任。

同社は近畿以外に関東に2ヵ所、九州に3ヵ所のヤードを持つ。全国展開しているばかりか、丸紅と組んでパンパシフィックファイバー(米国カリフォルニア州)を運営。また今回の江蘇省南通市の古紙ヤードにも常駐のスタッフを派遣するなど、海外での古紙事業にも意欲的だ。

地元の仙台リサイクルセンターが名取市に2つ目のヤードを1日にオープンさせた。東北大手の高良が福島県の小名浜市に大型の港湾ヤードを建設中。6月にもオープンの予定。合計3社の新ヤードが誕生する。

関東に3ヵ所

関東地区では既報のように永田紙業が群馬県前橋市に2階建ての工場を持つ古紙ヤードをオープン、金澤紙業が神奈川県下に4つ目の古紙ヤードをオープンさせた。東京の大手、山室グループの新日本産業が東京都江戸川区松江5-19-8にエコプラザを作った。廃プラを主体に古紙も扱う。ベーラーだけでなくシュレッダーが2台設置されており、新日本産業としては初めての古紙ヤードの運営。

名古屋市など昨年9ヵ所に新設ヤードができた中部地区だが、今年はいまのところゼロ。開設の時期は未定だが、宮崎とナイロップが合弁で岐阜市内に新ヤードを開設する予定。すでに5千坪の土地を取得済みと伝える。

近畿、今年もヤードラッシュ

全国的に見ても昨年最多のヤードができたのが近畿地区。前述したように15ヵ所にのぼる。遅れていた北摂リサイクルセンターが2月にオープンしたのを皮切りに仲商店神戸中央リサイクルセンターが3月にできた。このあと神戸で2ヵ所、廃棄物業者の都市クリエイトが高槻市に新ヤードを出す。5ヵ所はできる予定だ。

近畿地区は一昨年までは全国的なヤードラッシュから取り残され、独り蚊帳の外だった。この反動からか、昨年は新ヤードが全国的にももっとも集中する地域になった。

平成17年の古紙ヤード新設一覧

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