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古紙ジャーナル バックナンバー

【家庭ごみ有料化】
処理手数料、キロ換算では3.3円~20円
政令指定都市も相次いで実施、札幌市も検討
北九州市、処理手数料を一気に4倍へ

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2005年11月28日 666号

自治体が家庭ごみを有料化する動きが加速してきた。2000年度(平成12年度)以降、27市が有料化に踏みきっている。東京都23区を含めた14大都市で、家庭ごみを有料化したのはこれまで北九州市だけだったが、既報のように福岡市が今10月から実施、京都市も来年10月から導入する。札幌市環境局によると議会への答申はまだだが、現在検討中とのこと。

このように大都市でも家庭ごみの有料化が急速に拡がりつつあり、こうした自治体の動きは古紙を含めた再生資源物のリサイクルを促進することになろう。なお家庭ごみの有料化が全国でもっとも普及している地域は東京都多摩地区。26市のうち11市がすでに導入している。

多摩地区、11市が実施

東京都下の多摩地区では26市のうち半数近くの11市がすでに実施。11市とは青梅、日野、清瀬、羽村、福生、東村山、昭島、調布、稲城、武蔵野、八王子。このうちもっとも早く導入したのが青梅市だった。 多摩地区は古紙の分別収集でも、全国でもっとも早く普及した地域であり、現在、26市のすべてが集団回収と分別収集の二本立て回収を行っている。いわばリサイクル先進地域であり、多摩地区の動きをみていれば、日本の古紙リサイクルの将来像が見えてくるといっても過言ではないだろう。

福岡市、キロ換算で10円

一方、大都市で家庭ごみの有料化を初めて実施したのが北九州市。平成10年のことだった。その後、続くところがなかったが、福岡市が今10月から踏みきった。また京都市も来年10月から踏みきる。前述したように札幌市も検討中で議会への答申はこれから。

大都市に限らず自治体の家庭ごみの有料化の手法をみてみると、一般家庭が有料の指定袋を購入する仕組みになっている。10月から実施した福岡市の場合、45リットル入りの指定袋で45円である。1リットル1円の計算。この指定袋に重量換算でごみが幾らはいるか、市環境局に聞いてみたところ、4キロ~5キロ入るとのこと。平均4.5キロとすると、重量換算ではキロ10円になる。

北九州市、手数料を改定

北九州市の場合、45リットル指定袋で15円、キロ3.3円だった。早く踏みきったために料金が安く設定されていた。現在、手数料(指定袋の料金)の見直しを検討しており、来年度からは45リットル60円、キロにして13円強に改定する方針。市は改定と同時に①資源物も有料指定袋制度を導入②プラスチック製容器包装の分別収集を週一回実施するーなどにも踏みきる。

最高がキロ20円

これまで有料化を実施している自治体の手数料額をみると、45リットル換算で最低が北九州市の15円、最高が武蔵野市、函館市、日野市、室蘭市の90円である。45リットル90円というのはキロ換算すると20円になる。

減量率、平均15%前後

一方、ごみの減量率をみると、今治市のみが増加している。原因は手数料が安かったためか。他市はすべて減量化に成功している。もっとも減量率は1%~45%と大きなバラツキがある。平均すると減量率は15%前後か。手数料額を90円にした日野市が減量率45%とダントツ。手数料が高い方が減量効果が出るといえよう。ちなみに手数料が安かった北九州市は6%と一桁の減量率にとどまっている。

家庭ごみ有料化

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