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古紙ジャーナル バックナンバー

古紙ヤード、九州地区を含めると1,520ヵ所か
ヤード密度は最高が鳥取県、最低が奈良県
ベーラー台数、10年間で500台も増える!?

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2005年12月19日 669号

イワフチの西日本広域リサイクルプラザ

都道府県別にベーラー(大型梱包機)を持つ古紙ヤードの実態を調査中だが、九州地区が終われば来春にも古紙ヤードマップとして冊子にまとめる予定。別表のように(本紙面のみ公開)九州地区を除いたこれまでの調査によると、全国に1,350ヵ所の古紙ヤードがあった。人口をヤード数で割ったヤード密度は8万2,982人に1ヵ所、およそ8万3,000人に1ヵ所である。

九州地区は福岡県だけで70ヵ所のヤードがあったので、九州全体では170ヵ所を超えるもよう。九州を含めると1,520ヵ所以上の古紙ヤードがあることが分かってきた。昨年の古紙の回収量は2,151万トン。1,520ヵ所とすれば、1ヤード当たり年間平均1万4,151トン(月にして1,200トン足らず)集まっていることになる。

1ヤード当たり月平均1,200トンといっても、人口の多い都心部のヤードはこれ以上集まるし、地方は1,000トン以上集まるヤードが少ないともいわれる。地域によって大変バラツキがあることも事実だ。また古紙の発生地、関東地区では複数のベーラーを持つヤードが少なくない。これも関東ならではの特徴といえる。

ベーラー台数、10年間に500台増か

全国製紙原料商工組合連合会が1990年代後半に全国の古紙業者のベーラー台数を調査。94年実績として1,174台との報告がなされている。今回の本紙の調査でヤード数が1,520ヵ所、複数のベーラーを持つヤードが全体の10%と推定すると、ベーラー台数は1,672台となる。この10年間におよそ500台もベーラーが増えたことになる。

100ヵ所を超えるのは3都県のみ

ヤード数が100ヵ所を超える都道府県は埼玉県、東京都、大阪府の三都県のみ。もっとも多いのは東京都の127ヵ所で、もっとも少ないのが高知県の8ヵ所だった。またヤード密度(人口をヤード数で割る)がもっとも高かったのは鳥取県の4万7,281人に1ヵ所で、逆にもっとも低かったのは奈良県の13万822人に1ヵ所である。

この調査後も全国各地で新ヤードが次々と誕生しており、来春冊子としてまとめる時点ではもっとも新しいデータを収録する方針。調査後に新しくできたヤードや、これからできるヤードを外観してみよう。

仙台清掃公社もベーラー導入へ

東北地区では今春、宮城県で大阪の大和紙料の合弁会社、仙台大和リサイクル(仙台市)や仙台リサイクルセンターの第二ヤード(名取市)が開設された。福島県のいわき市では高良が2,000坪の港湾ヤードを夏場に開設した。東北地区での港湾ヤードは初めて。

来春、ベーラーの導入が予定されているのが協業組合・仙台清掃公社。仙台市から許可を受けた一廃業者は4社だが、同社はこのうちの1社。ちなみに残る3社は公害処理センター、泉清掃、宮城衛生環境公社。今年4月、仙台市は事業系紙ごみの清掃工場への持ち込みを禁止。市の試算によると月3,000トン、年間3万6,000トンの事業系紙ごみがリサイクルされる見通し。 このリサイクルに携わっているのがこの4社と地元の古紙回収業者。

仙台清掃公社はRPF製造工場、廃食油リサイクル工場などを持ち、ごみの処理だけでなく近年は古紙を含めたリサイクル事業に注力している。同社にかかわらず全国的に一廃や産廃業者の古紙リサイクル事業への進出(ベーラーの導入をともなう)が目立つようになっている。

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