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古紙ジャーナル バックナンバー

【古紙の分別収集】
千葉市も今10月から全域で実施
関東・中部の7大都市全てに普及
10大都市で実施するプラ容器
PETボトルは堺市を除いて普及

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2006年5月22日 689号

千葉市は今年10月から全市で古紙と古布の分別収集(行政回収)を実施する。昨10月からモデル地区の中央区で始めていたもので、これを6区全体に拡げるもの。関東・中部地区の政令指定都市(さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、静岡市、名古屋市)は6市だが、これに東京23区の特別区を含めると、7大都市すべてが古紙の分別収集を実施することになる。

このうち川崎市は雑がみ(今秋からモデル区で実施)、名古屋市は紙製容器包装のみが対象。また入札制は横浜市のみである。関東・中部の大都市にすべて普及する分別収集だが、西日本の大都市で古紙の分別収集を実施しているのは広島市のみ。東西の大都市における、古紙の分別収集の普及度の違いが鮮明になった。

千葉市の人口は92万人。昨年の国勢調査による。市は中央、稲毛、花見川、緑、美浜、若葉の6区からなる。市の資源循環推進課によると、「昨10月からモデル地区の中央区で始めた月1回の古紙の分別収集によって、6ヵ月間に574トン集まった」とのこと。集めた古紙は新聞、雑誌、雑がみ、段ボール、紙パックの5品目。雑がみを集めているのが特徴だ。

10月からは月2回収集へ

コピー用紙は新聞に、カタログ・パンフレット類は雑誌と一緒に出して良いとしている。雑がみとは包装紙・紙箱類・はがき・ワイシャツの台紙・ダイレクトメールなど。横浜市のように禁忌品は混ぜていない。中央区だけで月平均100トン集まったわけだが、収集は月1回だった。六区全体に拡がる今年10月からは収集回数が月2回。従って月1,000トン、年間で1万2,000トンくらい集まるのでないか。

収集は市の直営でなく、回収業者の団体である千葉市再資源化事業協同組合に委託。同組合は収集した古紙を市内の古紙ヤード(回収基地)に持ち込む。このため、市内にヤードを構える直納問屋七社が受け皿となる組合をこの3月に設立した。名称は千葉市内古紙問屋協議会(佐久間浩代表理事)。

千葉市の古紙回収量、1世帯年間100キロ以上に

一方、千葉市は集団回収にも助成を行っており、昨年度の回収量は2万5,941トン(古布も含む)。分別収集で集団回収の半分くらいの古紙が集まる予定なので、年間では3万8,000トン前後の古紙が集まるだろう。なお集団回収への助成の内容は、回収団体にキロ4円、業者には2円80銭~5円30銭。業者の場合、補助金は古紙の品目によって違う。

ちなみに1世帯年間100キロ以上の古紙が集まっている大都市は、東京23区、横浜市、さいたま市、名古屋市、静岡市、堺市の6市。ダントツは名古屋市の150キロ。このうち堺市を除いてすべて分別収集と集団回収の二本立て。堺市は集団回収のみだが、集団回収が活発でほぼ100キロの古紙が集まっている。この6市に来年は千葉市が加わることになろう。二本立て回収を行うと、1世帯年間100キロ以上の古紙が集まるという、これまでの集計結果が出ている。

西日本では広島市だけ

一方、既報のように川崎市も雑がみの分別収集をモデル区で今秋から始める。全域で開始するのは来年以降になりそうだが、川崎市を最後に関東・中部の大都市はすべて古紙の分別収集を手がけることになる。特別区と15政令指定都市、つまり16大都市のうち8市が実施。西日本では広島市のみ。実施していない8市は札幌市と仙台市を除くと6市(堺市、大阪市、京都市、神戸市、北九州市、福岡市)が西日本となった。

PETボトルは堺市を除いてすべてが実施

16大都市の古紙、PETボトル、プラスチック製容器包装の分別収集の実施状況と、家庭ごみの有料化の有無を調べたのが別表である。ビン、缶の分別収集はほとんどの大都市で普及しているので割愛した。このうち古紙の分別収集は容器包装リサイクル法に基づいたものでなく、自治体が任意で行っているもの。容リ法に基づいて紙製容器包装を集めているのは名古屋市のみである。

16都市の古紙などの分別収集実施状況

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