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古紙ジャーナル バックナンバー

【大久保】
新潟市に10番目の新ヤードを開設
国内外の古紙需要の拡大を視野に
新潟市、日本海側で初の政令都市に

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2006年7月17日 697号

大久保の新潟事業所

㈱大久保(本社・東京都荒川区、大久保信隆社長)は去る7日、関係者約100名を招待して同社にとって10番目の新ヤードとなる新潟事業所(新潟市臨港町2-4914)を披露した。新ヤードは輸出基地としての立地を備えているうえに、08年末には北越製紙・新潟工場にオフマシンコーター(年産35万トン)が稼働する。未定ながらDIP(脱墨古紙パルプ)設備の増強が見込まれており、国内外の古紙需要の拡大を視野に入れた回収拠点となりそうだ。

来年、政令指定都市に

新潟市は昨年、隣接する13市町村と合併。07年には日本海側では初めての政令指定都市になる。水田面積が国内最大という同市は田園型政令指定都市を目指すとも伝える。ところで同市の1人当たりのごみ排出量(家庭系、事業系をあわせた)は全国平均を2割も上回り、既存の政令市・特別区と同水準。ごみ量が多いということはリサイクルが遅れているということになるから、新ヤードの誕生は紙ごみからの古紙回収促進につながるだろう。

国内で10番目のヤード

大久保は新潟県には北越紙源(長岡市片田町623)があり、県内2番目のヤード。国内ではちょうど10番目のヤードとなる。新ヤードの敷地面積は4,465平方メートル(1,353坪)と広い。準工業地域で新潟港にも近いうえに、市内中心街からの道路事情がいいので持ち込みヤードとしても最適。

当初は新潟東港への進出を予定していたが、この土地が見つかり、変更したという。建屋は工場棟と倉庫棟と事務所の3棟からなる。工場棟には渡辺鉄工製の150馬力ベーラー、拓己技研製の選別ラインなどが設置されている。

市内でも10番目

本紙のヤードマップによると、新潟市には9ヵ所の古紙ヤードがある。北関東通商、坂上興産、信越商事、信越リサイクル、帆刈商店、北海紙管、山崎銅鉄店。帆刈商店のみ3ヵ所あり、信越リサイクルは信越商事と北海紙管の合弁会社である。従って大久保の新潟事業所は新潟市におけるヤード数からみても10番目に当たる。

新潟市、集団回収のみ

昨年、近隣13市町村と合併した新潟市の現在(今年5月末時点)の人口・世帯数は人口が80万5,376人、世帯数が29万8,401世帯。合併前に比べて人口で30万人、世帯数で10万世帯増えた。

新潟市の古紙回収は集団回収のみ(拠点回収も実施している。拠点回収とは公共施設などに回収ボックスを設置し、古紙を回収すること)。県内の他都市は分別収集と集団回収の二本立てが多い。平成15年度の集団回収量は1万2,000トン(古紙以外の資源物も含む)。なお補助金は団体にキロ6円交付されている。

1世帯当たりの集団回収量は62キロ

合併前の世帯数が19万5,000世帯。1世帯当たりの回収量は約62キロ。古紙だけを抽出すると60キロ以下だろう。全国平均の1世帯当たりの古紙回収量が100キロだった。年々集団回収量が増えているとはいえ、新潟市の家庭系の古紙回収量は全国水準から比べてもかなり低い。

合併後の世帯数はおよそ30万世帯。1世帯当たり100キロの古紙が集まれば、年間3万トンの古紙が集まる。かねて本紙が指摘してきたが、集団回収だけでは1世帯当たり100キロ集まっていないのが現実(例外の自治体もあるが)。年間3万トンの古紙を集めるには分別収集などの実施が必要になるだろう。

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