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古紙ジャーナル バックナンバー

【古着・古布】
古着チェーン店ではゲオグループが圧倒
政令市・東京23区では古布回収が低調

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2014年4月14日 1078号

古着・古布についての様々なデータを基に、古着リサイクルの現状を考察していきたい。①古着チェーン店の店舗数と売上高、②政令指定都市及び東京23区の古布回収量、③繊維屑輸出組合の組合員及び業態のデータを掲載する。(※データの掲載は紙面のみ)

古着チェーン店の店舗数と売上高を調べた。店舗数は概ね古着を取り扱っている店舗を抽出したが、売上高はグループ連結が多く、古着の売上以外の部分が多く占めるところもある。

若い会社が多い

店舗数の順に12社をピックアップしたが、驚かされるのが設立年が1990年代~2000年代が多く、若い会社が多いことである。しかしキングファミリーの前身は1953年(昭和28年)に故繊維加工業として創業した黒川商店であり、コメ兵は1947年(昭和22年)に中古衣料販売業として創業。この12社の中で最も歴史が古い。このような老舗企業も混在するが、古着のリサイクルチェーン店が乱立するのは90年代後半から2000年代に入ってから。

3業態に分かれる

業態としては、①総合リサイクル系、②アパレル系、③古布・古着特化系に分かれる。総合リサイクル系でもレンタルビデオ業から発展したゲオや、古本販売から発展したブックオフ等、様々な業態がある。アパレル系は、単店舗の古着屋からチェーン店化した業態。古布・古着特化系は、故繊維加工業から発展した業態。①の総合リサイクル系に該当するのが、ゲオホールディングス、ブックオフ、トレジャーファクトリー、買取王国、コメ兵、良品買館。②のアパレル系はWEGO、エコリング、スピンズで、③古布・古着特化系はドンドンダウン、キングファミリー、西海岸。

上場企業は3社

上位12社の中で、上場企業は3社。ゲオホールディングスは2000年に大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場し、04年には東京及び名古屋の証券取引所で一部上場した。ブックオフは04年に二部上場、05年に一部上場を行っている。トレジャーファクトリーは07年に東証マザーズに上場している。

圧倒的な店舗数のゲオ

古着チェーン店の中で、圧倒的な店舗数を誇るのがゲオが手掛けるジャンブルストアとセカンドストリートである。現在、ジャンブルストアが188店舗、セカンドストリートが185店舗の計373店舗を展開している。ジャンブルストアは衣類・服飾雑貨専門で、セカンドストリートは衣類から家具まで幅広く扱う。ゲオグループとしては全国に1,553店舗を展開している。ゲオグループの中で古着を扱う店舗の割合は24%なので、単純に売上に24%を掛けると622億円となる。いずれにせよゲオグループが古着チェーン店で圧倒的なシェアを誇っているのが分かる。

1994年に大阪・アメリカ村で古着屋を創業したのがWEGO。2004年から全国に多店舗展開を始め、瞬く間に100店舗近い店舗数となった。渋谷109やパルコ、イオン等で展開し、若者の支持を得ている。各地でアウトレットも展開している。ドンドンダウンは岩手県盛岡市に本社を置き、1991年に創業、97年に会社設立した。毎週水曜日ごとに価格がどんどん下がるという手法を売りとして、フランチャイズ展開を加速している。

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