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古紙ジャーナル バックナンバー

【エバーアドバンス】
関東と関西で古着選別工場を2ヵ所運営
8~9割はマレーシア、1~2割は国内へ

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2014年4月7日 1077号

㈱エバーアドバンス(本社・茨城県結城郡八千代町大字沼森342-1)の本社工場と関西営業所(大阪府泉北郡忠岡町新浜2-6-6)の2ヵ所の古着選別工場を見学した。エバーアドバンスの母体は、長崎県佐世保市に本社がある九十九紙源センター。グループとして古紙問屋、古紙回収業者、古着問屋、古着屋等の様々な顔を持ち、多角経営を行っている。エバーアドバンスの両工場では、粗選別を行って1~2割を国内の古着屋向けに、8~9割をマレーシア向けに出荷している。

茨城県八千代町に600坪の専用工場

エバーアドバンスは平成23年4月に設立した。当初は茨城県常総市に200坪のヤードを運営していたが、手狭になったため、平成24年4月に現在の茨城県八千代町に移転した。現在のヤードは600坪で、選別前の古着置き場、選別ライン、ホッパーと梱包機、梱包した古着置き場のスペースを確保しながらコンテナ積みを行うことができる。以前は鉄工所だった工場で、全て屋内で作業を行うことができ、雨や湿気に弱い古着の品質管理に長けている。

国内向けと海外向けに粗選別

同ヤードの従業員は18名。全員がパートで、うち女性が13名。選別作業や検品作業は細かい作業が得意な女性の方が向いているという。選別作業は粗選別が主で、ブランド物や品質が良いものは国内向け、それ以外は輸出向けに選別される。選別作業は7~8人で行い、1日3~4トンほどを処理する。国内向けのものは授産施設に値札付けの作業を委託し、値札が付けられた後に価格や種類ごとに布で包んで出荷する。

中国製の縦型ベーラーを2台設置

輸出向けは粗選別された後、ホッパーに投入され、縦型ベーラーで梱包される。中国製の縦型ベーラーを2台設置しており、日本製は1台500万ほどの価格だが、中国製は180万円でかなり安い。最近2台目のベーラーを新設し、月間400トンほどを処理できる体制が整った。1ベールが約350キロで、1コンテナに66個積むことができる。重量にすると23~24トンとなる。

扱い量は月間150~200トン

同ヤードの扱い量は月間150~200トン。輸出向けが8割~9割を占め、残りの1~2割はグループである九十九紙源センターに運ばれ、同じくグループ会社である古着屋のムックハウスで販売される。ムックハウスは九州に9店舗(長崎7、佐賀1、熊本1)を展開しており、昨年11月には群馬県伊勢崎市にも開設して計10店舗となった。輸出向けは山發経由でマレーシアのホンスーンがメインの販売先となっている。仕入れ先は東京・横浜・千葉・茨城・群馬・栃木の関東一円の古紙問屋を中心に行われている。以前は横浜市の行政回収によって集められた古着の入札に参加して落札したこともあったが、バラ物の引き取りでキロ30円台後半という高値だったので、コスト的に合わず、それ以後は落札していない。また既報のように、大阪市の古着の平均入札価格は23円台となっており、概ね大都市では20円~20円台後半、地方都市では15円~20円ほどの仕入れ価格となっている。

関西営業所を開設

同社は昨年11月に大阪府忠岡町に関西営業所を開設した。忠岡町の海沿いの工業団地の一角で、敷地は200坪。近隣に100坪の倉庫も借りており、選別工場と梱包・保管工場に分けている。大阪工場も茨城県の本社工場と全く同じ手法で、国内向けと輸出向けに粗選別後、梱包して出荷してい

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