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【輸出価格】200ドル相場続けばキロ20円台への回復も

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2013年2月4日 1019号

リーマンショックで暴落した輸出価格が1年後の2010年には回復し、主要三品のドル価(トン当たりのCIF価格)は200ドル台に。しかし、超円高で円価(問屋手取り)は大幅に相殺され、キロ20円相場は戻らなかった(2010年春、輸出価格の影響もあって国内建値が全国一律価格に揃うという画期的な出来事はあったけれど)。逆に昨年は1~4円国内建値が引き下げられた(家庭紙向け古紙は4円以上も下がる)。安倍自民党政権の誕生で円高修正が急ピッチで進行しつつあり、本紙は年内にも百円前後まで円安が進むとみる。仮に三品のドル価が225ドルで、為替が1ドル100円に進めば円価はキロ20円(輸出経費をトン2,500円として)になる。輸出円価の20円相場が今年、実現するのかどうか、注目したい。

昨夏の一時期、高橋洋一氏の著作ばかりを読んでいた。財政、金融にしろうとでも、シンプルでわかりやすいのが彼の著作の特徴。例えば「経済の真相」の冒頭に、異常なまでの円高、打つ手なしは俗論で、解決は簡単、円を刷れば円安になるというのが真相だと。円は米ドルに対して絶対量が少ない、だから円高になって当たり前。円高がいやならお金を刷って円安にすればいいという。ところが日銀はゼロ金利下ではお金の量的緩和などの金融政策は効かないとして円高を放置してきた。高橋氏は元財務省官僚で、かっての小泉・安倍政権時に経済政策を担った内閣参事官でもあった。今回、誕生した安倍政権が日銀にデフレ・円高修正を迫ったのは、こうしたブレーンの意見を聞く耳を持っていたから。ちなみに氏が安倍政権下で内閣参事官だった当時の株価は日経平均で1万8,000円、為替は1ドル120円だった。

転機は2007年

さて今年の輸出相場のドル価、円価はどうなるか。とりあえず5年のスパーンで振り返ってみよう。左表のように2004年~06年までのドル価は段ボール135ドル、新聞150ドル、雑誌125ドルが最高値だった。この高値の壁がなかなか破れず、安値との間を行ったりきたり。段ボールでみると、120ドルと135ドルの間を行き来していた。この時期の輸出価格は低位に安定していたことがわかる。

この壁が一気に崩れたのが2007年。段ボールでいえば135ドルの壁が崩れると、07年11月には212ドルまで上昇。前年の11月が134ドルだったので、わずか1年で78ドルもアップ。この年は輸出のドル価が乱高下する波乱時代の幕開けの年でもあった。案の定、08年秋の大暴落で100ドルを割り込む一桁価格まで転落。この混乱は1年かかって収束し、2010年には再び200ドル台に乗せる。

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