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古紙ジャーナル バックナンバー

【古紙回収量】
1993年以来、15年ぶりにマイナス成長も
需給ギャップは昨年に続き縮小傾向鮮明に
00年~07年の年平均回収増は62万トン

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2008年10月6日 806号

今1ー7月累計の古紙回収量がわずかながら前年同期を下回った。年間で仮にマイナス成長に陥ると1993年以来、15年ぶりだ。2000年代に入り順調に古紙の回収量が伸びてきたが、①景気の後退による紙・板紙の国内出荷の低迷②中国などからの入超の段ボール箱(年間で140万トン前後発生。これが国内で段ボール古紙として回収されており、回収増の要因のひとつだった)の減少③紙とくに塗工紙の輸出の増大(輸出された紙は古紙として回収されない)ーなどが要因として挙げられよう。

古紙の単価が上昇し、古紙問屋の売り上げは大きく伸びているが、「扱い数量は伸びないどころか減っている」と語る関係者が増えてきた。これを裏付けるように、古紙再生促進センター調べによる今年1ー7月の回収量が前年同期に比べてわずかながら減少した。昨年も前半の回収量は低調だったが、後半に盛り返した。別表のように昨年は結果的に50万トン増だった。近年の傾向をみると、今年も後半に盛り返すかもしれないけれど。

昨年来、需給ギャップが縮小傾向

年代ごとの特徴をみると、90年代後半、つまり97年から古紙の回収量から消費量を差し引いた需給ギャップがプラスに転じた。それまでは国内消費が回収を上回り、不足分は輸入されていた。しかし97年をきっかけに古紙の輸出時代が幕開けし、01年からは100万トンを超える本格的な輸出が始まる。需給ギャップが拡大することで、同時に大量の輸出が可能になったわけだ。

2000年代に入って年々、拡大してきた需給ギャップだったが、06年をピークに一服し、昨年来、逆に縮小傾向が出てきた。1ー7月の回収と消費の動向から推定すると、今年の需給ギャップは377万トンと予想される。日本の場合、ギャップ分がそっくり輸出されているので、ギャップの縮小は輸出の後退につながる。今年1ー8月の輸出量は前年比92.5%の251万トンであった。年間では370万トン前後にとどまろう。これで400万トンを目前にして3年連続の足踏み。400万トンの壁がとても厚くなった。

過去8年、年平均62万トン回収増える

古紙再生促進センター調べの1ー7月累計の古紙回収量は前年比99.9%の1,353万1,822トン。前年同期は1,354万1,583トンで、数量にして1万トン減。仮に年間でマイナスに転じると15年ぶりとなる。

日本の古紙需給ギャップと輸出量の推移

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