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古紙ジャーナル バックナンバー

【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか

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2009年6月8日 839号

4月の古紙輸出量は3ヵ月連続で記録を更新したばかりか、すべての品種で過去最多となった。1ー4月累計では前年同期比150.5%の180万トンになり、この伸び率に昨年の輸出量を掛けると、年間では525万トンにもなる。

ちなみに5月の輸出量は古紙の発生期だったが、関係筋によると40万トン~45万トンにとどまったもよう。4月に比べて10万トン以上の減少だ。輸出に向ける余剰玉が減ってきているのが原因で、5月に輸出価格が急上昇したのは、こうしたことも背景にある。

5月以降の輸出はペースダウンするものの、以下の理由で年間では500万トン近い輸出が実施される可能性が高い。

年間伸び率は140%と想定

昨年の輸出量をみると、上期が186万9,191トン、下期が162万1,600トンと、下期の輸出が上期より約25万トン少なかった。昨上期に伸びた輸出を今年1ー4月は5割も上回っているのだから、下期に数量は減ったとしても、伸び率としてはそれほど大きく落ち込まないとみられる。

あと2ヵ月残っている今上期の5、6月で85万トンの輸出が実施されると、上期合計は265万トンになる。前年比では142%だ。年間輸出の伸びを140%と想定して昨年の輸出量に掛けると、489万トンになる。つまり上期265万トンに対し、下期は224万トンとなり、上期より41万トン減だが、年間輸出量は500万トン近いというわけだ。

今年の輸出を牽引する段ボール

今年の輸出増を牽引しているのが段ボール。日本を取り巻く経済的な要因からみて、日本の段原紙メーカーの段ボール古紙需要が急回復するとは想定しにくい。異常な猛暑で飲料用段ボールの需要が増大するといった背景でも出てくれば別だが。この段ボール輸出が今年初めて200万トン台に乗せるだろう。本紙の推定では220万トン~230万トンとみている。

ところで古紙輸出は2月に46万トンと、初めて40万トンの大台に乗せた。さらに3月は52万トンになり、あっさり2月の記録を更新。そして4月は2ヵ月連続の50万トン台の56万トンとなった。2月以降、毎月記録を更新してきたが、前述したように5月は関係筋によると40万トン~45万トンにとどまったとしている。4月より10万トン以上も減少したわけだ。古紙の発生期だったが、思ったほど発生が増えず、輸出に向ける余剰玉が大きく減少したことが原因。

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