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古紙ジャーナル バックナンバー

【札幌市・雑がみ回収】
家庭ごみ有料化と共に雑がみ回収が始まる
市(中沼雑がみ選別センター)と民間(札幌市製紙原料事業協同組合)で雑がみを選別

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2009年8月24日 849号

今7月から家庭ごみの有料化と共に雑がみの分別収集を始めた札幌市。去る7月下旬に雑がみ回収が始まったばかりの札幌市を訪れた。上図のように多様な古紙回収が共存する札幌市だが、家庭ごみ有料化と共に始まった雑がみ回収は、ごみ減量化の切り札ともいえる。禁忌品も対象にするなど、雑がみの間口を広げ、市の施設である中沼雑がみ選別センターと、民間の札幌市製紙原料事業協同組合に加盟する古紙問屋10社の施設で選別するという変則的な方法をとる。

札幌市は平成29年度までに焼却ごみを24万トン以上減らす、1人1日当たりのごみ量を400グラム以下にするという目標を実現するため、7月1日から家庭ごみ有料化を始めた。有料化の対象は「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」で、指定袋の価格は、40リットル用が1枚当たり80円の設定になっている。その他の資源ごみ全般は無料で、「びん・缶・ペットボトル」、「容器包装プラスチック」、「雑がみ」、「枝・葉・草」、「スプレー缶・カセットボンベ」、「筒型乾電池」に分別している。

札幌市は多様な回収方法

札幌市の古紙回収は、約4,000団体が登録している集団資源回収が中心。団体への奨励金はキロあたり2円だったが、7月から3円にアップした。札幌市によると、アップした理由は、家庭ごみ有料化と雑がみ回収の開始に伴い、今まで以上に一般古紙(新聞・雑誌・段ボール・紙パック等)の回収促進を図るためという。

同市では集団資源回収以外にも、様々な古紙回収の取り組みがみられる。市内に360ヵ所の店舗があるセイコーマートと北海道スパーによるコンビニ店頭回収、区役所などに設置した古紙回収ボックスによる拠点回収、町内会や自治会の管理によるエコボックス回収、事業系古紙を店頭で回収する古紙回収協力店と、多岐にわたる。

これらの回収方法に加えて7月から始まったのが、雑がみの分別収集で、18大都市では11番目の実施(名古屋市の紙製容器包装収集も含む)になる。雑がみの回収は2週間に1回で、中身の見える透明な袋に入れて、市内の約3万5,000ヵ所あるごみステーションに出す。

雑がみの例として市が挙げているのは、紙箱、封筒、ハガキ、包装紙、紙缶、紙カップ類、台紙類、シュレッダーにより裁断した紙、カーボン紙などの加工紙、写真、紙製ふた類、酒やジュースのパック(内側にアルミ箔が貼られているもの)など。新聞・雑誌・段ボール・紙パック・コピー用紙・ノート・電話帳・パンフレット等の一般古紙は集団回収や拠点回収に出すように推奨している。また、汚れた紙(使用済みの紙おむつやティッシュ、水ですすいでも汚れの落ちない食品の容器など)は燃やせるごみに出すように指導している。

市と民間で雑がみを選別

札幌市の雑がみ回収は、古紙センターが規定する禁忌品B類がほとんど含まれているが、これらを排出者ではなく、行政と民間の両者が選別を行うのが特徴。「雑がみ」という間口を広く設定して、市民には分別を徹底するというよりも雑がみを認知してもらうことや、全体のごみ量を減らすという意図がある。分別収集した雑がみは、市が運営・管理する中沼雑がみ選別センターで約6割、札幌市製紙原料事業協同組合で約4割を選別する。

札幌市の古紙リサイクル

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