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【力生社】中国製の低価格大型ベーラーを日本でも発売
JPが総代理店、東京自働機がメンテナンス

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2009年10月12日 856号

JP資源・八千代事業所に設置された力生社の120馬力ベーラー

中国の工作機械メーカーである力生機械製造有限公司(本社・香港)の古紙圧縮・梱包ベーラーを日本国内で本格的に売り出す。JP(日本紙パルプ商事)が総代理店契約を結んで、販売窓口となり、東京自働機械製作所が技術協力で提携し、保守・点検にあたる。今回、同ベーラーを導入したばかりのJP資源・八千代事業所(千葉県八千代市大和田新田494-6)を訪れ、稼動する様子を見学させてもらった。

年内に製造工場を拡大

力生機械製造有限公司は1960年に創立した香港の機械メーカーで、大型ベーラーは1994年から製造、中国の広東省東莞市に製造工場を持っている。現在の工場は1,200坪ほどの広さだが、年内に5,300坪の工場に拡張し、大型ベーラーを月間5台程度の生産から10台に増やす。さらに新工場の予定地として7,500坪の土地をすでに取得しているが、建設許可を待っている状態。新工場が完成すれば月間20台の生産体制が実現する。

3割以上安い価格

中国製ベーラーの一番の魅力は、やはり価格。従来の国産ベーラーよりも3割以上安い価格で販売する。世界中のベーラーを研究し、いわば「良いとこ取り」をしたものを開発してきた。それを支える設計や工作技術の部門に有能な人材を結集し、飛躍的な進歩を遂げてきたという。

国内で8台程度が稼動

力生社の大型ベーラーは、日本国内ではJP資源・八千代事業所を含めて8台程度が稼動している。以前はカミ商事傘下のニッキが四国地方を中心に販売、更に力生社の直販もあったが、昨年8月からJPが総代理店となった。

JPが代理店権を取得する前は、ニッキと直販で6台程度を販売している。そのうち半数以上が40馬力のベーラーで、不織布を扱う業者の工場や段ボール工場などで稼動している。月間1,000トンほど扱う古紙ヤードでは、40馬力ではやや力不足だろう。JPが窓口のベーラー2台はいずれも150型(120馬力)となっている。

古紙ヤードでは4台程度

古紙ヤードに限ると、力生社のベーラーは国内では4台程度か。LS150型(120馬力)がJP資源の八千代事業所と香川県の古紙ヤードで2台稼動、大阪府、宮崎県等で50~60馬力が稼動している。中国の日系ヤードでは、天津市にあるJPと北海紙管の合弁ヤードであるJP天津で120馬力が稼動、上海市の大本紙料・上海ヤードでも力生社のベーラーが稼動している。

2008年にオープンした大本紙料の上海ヤードは、1,500坪の敷地に力生社の150馬力ベーラーを設置。これは中古で購入したものという。上海でヤードを経営するには、価格面でもメンテナンス面でも中国製のベーラーの方がメリットが大きいと語っていた。ちなみに力生社のベーラーは香港で8割、中国で3~4割近いシェアをもっており、今後は日本での販売に注力する。

東京自働機械製作所と技術提携

海外製のベーラーはメンテナンス面で不利と言われている。伊藤忠産機が総代理店になっているオランダ・ボレグラーフ社製のベーラーは、10年間でわずか2台しか日本で導入されなかった(埼玉県のジェイケイリサイクルと大阪府の都市クリエイト)。その理由は、故障時やメンテナンス面で不安という声が多いからである。

今回の力生社は東京自働機が全面的にバックアップをして、メンテナンス面をフォローしていく。つまり、JPが輸入窓口と販売窓口、東京自働機が販売窓口とメンテナンス窓口という構造になり、販売は両社協力のもとで行う予定。

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