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【山﨑紙源センター】今1月に都城営業所をリニューアルオープン
2,500坪の敷地であらゆる資源物を扱う

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2009年12月14日 865号

今年の1月にリニューアルオープンした山﨑紙源センターの都城営業所

2007年に東国原知事が就任し、にわかに活気付いた宮崎県。その宮崎県を地盤に、古紙を中心とした様々な資源回収を行っているのが山﨑紙源センター(本社・宮崎市江平東町6番地13号、山﨑孝一代表取締役)。同社は宮崎県に7ヵ所、鹿児島県に3ヵ所の計10ヵ所の古紙ヤードを構える。

元々は家庭紙メーカーの山﨑製紙が発祥で、現在は地域に密着した様々な事業を展開すると共に、九州環境ネットワークでも中心的な役割を担う。山﨑社長に3ヵ所のヤードを案内してもらったので紹介したい。

都城営業所が今年1月にリニューアルオープン

既報のように、山﨑紙源センターの都城営業所が今年1月にリニューアルオープンした。同営業所は以前は㈲九州資源開発のヤードだったが、九州資源開発が事業を撤退するということで、山﨑紙源センターが買い取った。それが10年前の2000年(平成12年)。そして今回、同社は隣地の田んぼだった土地(1,500坪)を購入し、2,500坪の大型ヤードとしてリニューアルした。場所は都城市の清掃工場の真ん前に位置する。年度末や年末などのごみの持ち込みが増える時期は、「紙類や資源物はこちら」という看板を立ててヤードに誘導するという。

2,500坪の敷地は8棟の建屋に分かれている。8棟とは、①事務所、②廃木材処理棟、③非鉄倉庫、④PET・びん・缶の選別ライン、⑤ストックヤード、⑥鉄スクラップ処理棟、⑦古紙選別プレス棟、⑧洗車場。木屑・廃プラ・鉄スクラップ・びん・缶・古紙等の資源物全般を扱う総合ヤードとなっている。かなり広い設計で、当初は真ん中に池を作る構想もあったが、扱い量が増えて早くも手狭になってきており、更なる拡張を模索している。古紙選別プレス棟には、マックス製の紐取り機付き選別ライン、昭和の100馬力ベーラーを設置している。

環境活動のPRにも力を入れており、既に太陽光発電パネルや環境実習スペースを設置している。さらに地元ケーブルTV用のPRビデオを制作しており、リサイクル施設のアピールと共に、地元の学校や事業者を対象とした環境実習を実施していく。今後は排出権取引も含めた「環境配慮型の総合ヤード」を目指す。

山﨑製紙は105年目を迎える老舗

山﨑紙源センターの元々の発祥は山﨑製紙(宮崎県西都市)。1904年(明治37年)に創業した老舗で、今年で105年目を迎える。古紙100%のトイレットペーパーとちり紙を製造する家庭紙メーカーで、古紙の使用量は年間4,800トン。南九州では唯一の家庭紙メーカーである。様々なオリジナルブランドのトイレットロールも製造しており、宮崎市や西都市等の各自治体、銀行、大手メーカー等を手掛けている。

関連会社としては、山﨑㈱(紙製品・包装紙材の販売、日用品・文具の販売、事務機器の販売、内装工事等)、山﨑事務機㈱、㈱サンネット、㈲ペーパーリサイクルシステム、㈲やまぶき、やま信がある。やまぶきとやま信は、山﨑社長の弟(次男)が経営するうどん屋で、延岡市内に複数の店舗を構える。ちなみに三男はビル管理清掃事業部を任されている。

ペーパーリサイクルシステムは10年以上前に設立した機密書類専用のヤードで、現在は行政回収の古紙も受け入れている。完全クローズ型の工場で、二軸破砕機と昭和の100馬力ベーラーを設置。同社は90年代から機密書類の処理事業を始めたが、この背景には、関連会社の山﨑製紙がパルパー(地球釜)を持っていることがあり、強みになっている。機密処理を手掛けたのが早かったこと、破砕・溶解のいずれの処理にも自社で対応できることもあり、現在、宮崎市内の機密処理において7割ほどのシェアを持っている。

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