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【古紙ヤード】最多の関東、近畿の2倍の529ヵ所
1ヤード当たりの回収量、前回に続き最も少ないのは東北

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2010年2月1日 871号

「全国古紙ヤードマップ」作成のため、都道府県別に古紙ヤード(ベーラーなどが設置された回収基地)を再調査していたところ、前回調査(06年春、全国に1,567ヵ所)に比べて200ヵ所以上増えていることが判明した。

再調査を始める頃は130ヵ所増え、1,700ヵ所程度と予測していた。その予測を大きく上回り、今回の調査では1,783ヵ所となった。大きく増えた理由は①記載漏れがあった②新ヤードの開設が古紙問屋、異業種(廃棄物業者など)ともに活発だったーことによる。

地域別にみると一ヤード当たりの回収量と一ヤード当たりの人口(人口が少ないほどヤード密度は高い)がもっとも少ないのが東北地区だった。データからみる限り東北地区が古紙問屋にとってもっとも激戦区であるといえよう。

このため、東北地区には古紙、鉄スクラップなどとの兼業者が多い。兼業することで古紙の扱い量の少なさをカバーし、ヤード経営のバランスを取っているわけだ。東北に限らず地方にはまた、廃棄物業者が古紙を扱うためにベーラーを設置したり、ビン、缶、廃プラなどを扱う総合リサイクル業者が古紙に進出したりと、新たに進出する事例が目立つ。加えて製紙メーカーや商社などのヤード進出事例も少なくない。

敷地スペースは多様

しかし日本の場合、ヤード業者の核で、圧倒的な数を占めているのが専業の古紙問屋。全体の9割が古紙問屋とみられる。今回調査の新設ヤード数でも古紙問屋が他を圧した。都心部ではこうした専業者のヤードが圧倒的に多く、地方に行くと古紙と鉄、古紙と廃棄物などとの兼業のヤードが増える。

またヤードの敷地面積は5,000坪の大型ヤードから、わずか26坪の極小ヤード(地下1階、地上5階建てビルで、地下にベーラーが設置されている)まで、ヤードの立地条件によってスペースも様々。平均的には500坪前後のヤードが多いが、近年は1,000坪以上の大型かつ郊外型ヤードが増えている。また全国的な傾向をみると、かっての古紙ヤードはオープン型(敷地内に工場建屋はあるけれど)だったが、近年は機密書類を扱うヤード型が増え、オープン型にクローズ型の工場建屋を併設するケースも目立つ。

1ヤード当たり、月200トンの回収減

前述したように前回調査による古紙ヤード数は1,567ヵ所だった。その後の調査で記載漏れや新設ヤードの開設が相次いだこともあって、今回調査では216ヵ所も増えて1,783ヵ所にのぼった。昨年の回収量がまだまとまっていないが、2,166万トンとみると、1ヤード当たりの回収量は2,166万トン÷1,783ヵ所=12,148トン。月平均1,012トンになり、辛うじて1,000トンを上回る。

ちなみに06年の回収量は2,283万トンだった。2,283万トン÷1,567ヵ所=14,569トン、月平均では1,214トン。当時の記載漏れをカウントしなければ1ヤード当たり月平均200トン減ったことになる。

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