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古紙ジャーナル バックナンバー

【豊田市】
リサイクルステーションでポイント付加を開始
とよたエコポイントを拡充し、資源化を促進へ

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2012年2月13日 971号

豊田市役所の近隣にあるイオン豊田店の駐車場内にあるリサイクルステーション

「世界のトヨタ」の中核である愛知県豊田市で、行政による資源物のポイント回収を行っていると聞き、取材に訪れた。豊田市では平成9年からリサイクルステーションによる拠点回収を開始し、現在では21ヵ所で実施している。また愛知万博をきっかけに始めた「とよたエコポイント制度」を拡充し、昨年12月からリサイクルステーションの利用にもポイントが付加されるようになった。各スーパーの商品券が商品に加わったこともあり、利用者数が増えている。豊田市の取り組みを紹介する。

豊田市のごみ量は11万3,000トン

豊田市の平成22年度のごみ量は、可燃ごみ約10万8,000トン、不燃ごみ約5,000トン、有害ごみ160トンで計11万3,000トン。豊田市の人口は約42万4,000人なので1人当りのごみ量は285キロ、1日当りでは781グラムとなっている。豊田市では様々なごみ減量施策と目標を立てており、燃やすごみの量は平成17年度に対して平成29年度に約20%削減、埋めるごみの量は同約80%削減を掲げており、資源化率は約35%に向上させる。これらのごみ減量と資源化を推進するために、以前からリサイクルステーションの利用を促進している。

21ヵ所のリサイクルステーションで拠点回収

現在、リサイクルステーションは市内21ヵ所にあり、古紙、ビン、缶、ペットボトル、古布、プラ製容器包装等の拠点回収を行っている。豊田市では平成9年(1997年)からリサイクルステーションの導入を始めた。このような拠点回収は他市でも見受けられるが、同市では21ヵ所のステーションのうち、7ヵ所がスーパーの駐車場で行われているところが大きな特徴。スーパー以外では、支所や公園、体育センターや陸上競技場、保健センター、高架下等の市の関連施設が14ヵ所となっている。スーパーでは空いている駐車場のスペースを無料で提供されており、運営はシルバー人材センターに委託して2~3名ほどが常駐して行っている。

1ヵ所当りの古紙回収量は32.7トン

平成22年度のリサイクルステーションの回収量は1万1,190トンだった。そのうち古紙が8,233トン(73.6%)を占め、資源物の中で圧倒的に多い。次いでガラスビンが1,168トン(10.4%)、ペットボトル647トン(5.8%)、古布511トン(4.6%)、飲料缶438トン(3.9%)、プラ容器193トン(1.7%)となっている。古紙の1ヵ所当たりの年間回収量は392トン、月間では32.7トンとなり、かなり集まっている方だといえる。

愛知万博をきっかけにとよたエコポイントが開始

豊田市のポイントサービスは「とよたエコポイント」と呼ばれ、2005年に愛知県長久手町・豊田市・瀬戸市で開催された愛知万博がきっかけで始まった。このEXPOエコマネーは、地球温暖化防止や循環型社会の実現を目的に始まったもので、一人一人がエコ活動に参加し、その行動をポイント化して商品に還元できるというもの。

とよたエコポイントの対象者は豊田市民と豊田市の会社や学校に通う人が対象で、「エコファミリー宣言書」により家族みんなで環境に配慮した行動を実施することを宣言すると、エコファミリーカードが配布される。これを持っているとエコポイントを貯めることができるようになる。具体的には、公共交通機関を利用する、エコドライブを行う、環境学習活動に参加する、環境ボランティアに参加する等の活動を行うと、ポイントをゲットできる。通勤や買い物で市営バスを利用するたびにエコポイントが貯まっていく。とよたエコポイントの交換商品は、以前は再生紙のノートや指定ごみ袋、エコバッグ等のエコグッズに限定していたが、新たに各スーパーの商品券が加わったことで、利用者数が増えている。

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