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古紙ジャーナル バックナンバー

【ポイント制古紙回収】
スーパーの駐車場に台貫(埋め込み式)と建屋を建設
既存のポイントカードの併用で利用客が拡大

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2012年2月27日 973号

1月末にオープンしたエコステーションたかはし

全国に普及しているポイント制古紙回収。本紙ではこれまでに度々特集を組んできたが、今号と次号の2回に渡って新たにポイント制古紙回収を始めた事例を紹介する。今回は、岐阜県高山市のスーパー駿河屋にオープンした「エコステーションたかはし」を取材した。地元の古紙問屋である㈱高橋商店(本社・岐阜県高山市)とシービーエム・コーポレーション㈱(本社・愛知県名古屋市)のプロデュースによるもので、①スーパーの駐車場に建屋と埋め込み式の台貫を設置、②スーパーの既存のポイントカードであるマイカードを併用できるー等が大きな特徴。これらの使いやすいサービスが口コミで拡がり、開始からまだ1ヵ月が経っていないが、今月は60トンほど集まる見込みだという。

全国で最大面積の高山市

冬季は雪が降り積もる岐阜県高山市は、2005年の周辺9町村の合併により、全国の市町村の中で最も広い面積となった。面積は約2,200平方キロメートルで、大阪府や香川県よりも広く、東京都とほぼ同じくらいの大きさというから驚きである。人口は約9万2,000人で、近年はやや減少傾向にあり、当然ながら人口密度は低い。この高山市で、地域密着型スーパーとして5店舗を展開するのがフレッシュフーズ駿河屋。この駿河屋アスモ店の駐車場に、先月末、エコステーションたかはしがオープンした。

エコステーションたかはしを建設したのは、創業62年の歴史を持つ㈱高橋商店。高山市内に古紙ヤード2ヵ所、金属ヤード1ヵ所の計3ヵ所を展開している。創業社長は元々富山から移住してきたといい、現在の剱田社長は3代目。産廃の収集運搬や処分業の許可の他に、自動車リサイクルの各種許可も取得している。エコステーションのシステムを設計・開発したのがシービーエム・コーポレーション㈱(以下CBMと表記)で、来年50周年を迎えるシステム設計の老舗。70年代後半からトラックスケール連動システムや自動計量システムを開発しており、古紙業界や産廃業界との繋がりが深い。

立派な建屋に埋め込み式の台貫

現地に着いてまず驚いたのは、スーパーの駐車場に立派な建屋が建っていること。駿河屋アスモ店から駐車場4台分(13.5坪)を借り、2ヵ月かけて建物を建設したという。このエコステーションには台貫が埋め込まれており、台貫を埋め込む基礎工事から始めた。台貫の上にアームロール式のコンテナを載せており、ここに新聞・雑誌・雑がみを投入する。段ボールも回収しているが、段ボールにはポイントは付かない。これだけの大掛かりな設備なので、機械システムを含めた総工費は、かなりかかっているが、「設備は消費者の利便性を第一に考えたらこのような形になった。ヤードを出すことに比べたら全然安い。」と高橋商店の剱田社長は語る。

スーパーの既存のポイントカードを併用

駿河屋ではマイカードというポイントカードを以前から導入している。スーパーの買い物210円(税込)毎に1ポイントが付き、200ポイントでポイント券が貰える。このポイント券を貯めるといろいろな商品と交換できる。グリーンスタンプという大手ギフトチェーンと提携しており、交換商品は1,000点以上に及ぶ。また、ポイント券3枚で駿河屋の1,000円分の商品券に交換することもできる。このマイカードは駿河屋以外のガソリンスタンドや各小売店でも使用することができ、飛騨高山地区の多くの住民がマイカードを持っている。

今回のエコステーションは、この既存のマイカードをそのまま利用できるのが最大の強み。お買い物をしてポイントが貯まり、古紙を持ってきてもポイントが貯まるというサービスは、スーパー側にとっても古紙業者にとっても理想的と言える。このカードはビスマックカードと呼ばれるもので、書き換えが2,000回可能、書き換え時間は1秒、IDや現在のポイント数が見た目で分かるーという特徴がある。

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