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古紙ジャーナル バックナンバー

【ポイント制古紙回収】
スリーアールがポイント回収システムを開発
カスミ8店舗に導入、社会貢献活動に利用も

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2012年3月5日 974号

現在8店舗でポイント制古紙回収を実施しているスーパーカスミ

先週号に引き続きポイント制古紙回収システムを特集。今回はスーパーカスミ(本社・茨城県つくば市)の8店舗にポイント制古紙回収システムを導入している㈱スリーアール(本社・東京都中央区)を紹介する。同社は機械メーカーとしてハード・ソフトの両面で新たにこのシステムを開発し、品質には絶対の自信を持つ。また、トラブルや故障を未然に防ぐ管理体制も万全を期す。

日本全国で普及が加速しているポイント回収システム。本紙の調査では、全国で導入店舗は250ヵ所を超えており、システム開発を手掛ける企業も増えてきている。各社とも様々なアピールポイントを持つが、今回のスリーアールのような純粋な機械メーカーとしての開発・販売は初めてのケース。ポイント回収システムの大半は各スーパーとのタイアップによって成り立っているが、様々なトラブル(故障や不正など)も多い。スーパーにとって古紙を持ってくるお客さんはいわばヘビーユーザーであり、トラブルは是が非でも避けたい。トラブルが多発すれば、スーパーやお客さんの信用を失いかねないからだ。

トラブルを未然に防ぐ体制作り

スリーアールでは、ポイント制古紙回収を始めるにあたり、他社のシステムを分析。どうせやるなら良いもの、きちんとしたものを作りたいということで、新たに開発から手掛けた。同社が注力した点は2つ。絶対にトラブルが起こらないもの、絶対に壊れないもの。トラブルの回避には、現在何が起こっているか、どういう状態であるかを常にリアルタイムで監視する体制を築いている。具体的には、スーパー・回収業者・スリーアールの3社が、WEBカメラとASPによる管理ソフトでいつでも確認できる。また、コンテナの古紙が抜き取られたり、人が乗って不正を働こうとするとアラームが鳴り、管理者にメールが送られる。つまりトラブルを未然に防ぐ体制作りができている。

マイナス20℃から摂氏50℃まで適応

物作りを行っている機械メーカーが母体なので、壊れないものを作るというのは得意分野。スリーアールの岡田氏は、「他社製品の環境適応温度はせいぜい0℃~ら35℃くらい。弊社はメーカーとしての自社基準に則して開発したので、適応温度はマイナス20℃~摂氏50℃まで対応できる。」と語る。さらに「他社のシステムは市販のパソコンを使用しているケースが多いが、これはかなり危険。なぜなら24時間365日の使用に耐えうる設計になっていないから。また故障時の責任が明確にならないことも問題だ。」と語り、システムの品質や保証について疑問を呈する。

このような経過で開発された同社のシステムを詳しくみていこう。大きな特徴は、①二重計量によるダブルチェックと検定付ハカリを使用、②様々な大きさの回収ボックスを取り揃え、各店舗のスペースに対応、③ネットワーク対応で数値管理(見える化)を実現、④リモート監視によりリアルタイムで状況管理、⑤必要事項を携帯メールに自動送信、⑥自社開発製品で安心の品質保証、⑦あらゆるポイントカードに対応―等が挙げられる。

二重計量で不正防止

①の二重計量は他社にはない仕組み。同社のリサイクルシステムは、パネル操作を行う本体の横に計量器が設置されている。操作方法は至って簡単。QRコードが印字されたポイントカードをかざし、横の計量器に古紙を載せる。「あなたの持ち込まれた古紙は何キロ」、「古紙をBOXに入れてください」と表示され、横のコンテナに投入する。両方の計量が合致するとポイントが加算される仕組みになっている。ポイントは同社のサーバーで管理されており、知らない間に不正でポイントが発行されているということはない。

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