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古紙ジャーナル バックナンバー

【中古衣料】
日本はマレーシアと韓国向が大半を占める
韓国と中国は東南アジアとアフリカへ輸出

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2013年11月11日 1057号

最近特に注目が集まっている古布。仕入れ競争の激化によってスポット価格だけが独り歩きしている状況だが、本紙では古布特集シリーズとして様々な角度から古布業界の全体像に迫りたい。今回は中古衣料の海外流通ルートの解明、次号以降では価格推移や日本の古布業者の実態、今後の課題や問題点についてもレポートしたい。
アジアの中古衣料の主な流通ルート図を作成した。各国の貿易統計の数字を元におよその流れを掴むとともに、回収量や国内消費量といった市場規模も予想した。日本の中古衣料の回収量は25万トン。この回収量とは発生量からごみ等を除いた商品価値のあるものを指す。

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輸出比率は84%

日本の輸出量は21万トンで輸入量はわずか4,000トン。2003年以降、輸出量は年々増加してきたが、今年はやや減少傾向にある。国内消費量は4万トンほどで、輸出比率は84%となる。海外輸出が中古衣料のリユースの根底を支えている反面、海外の動向や需要に左右されやすい環境下にあると言える。輸出国はマレーシア向けが8万6,000トンでトップ。ちなみに1997年から現在まで、日本の中古衣料における輸出第一国はマレーシアが不動となっている。次いで韓国向けが5万6,000トン。韓国向けの輸出量が1万トンを超えたのは2004年からで、近年はマレーシア向けとともに大幅に増加している。次いでフィリピンが1.8万トン、ベトナム1.1万トン、パキスタン1.1万トンで、この5カ国が1万トンを超えている。他にカンボジア8,000トン、シンガポール4,000トン、タイ4,000トン、台湾3,500トン、インド2,300トンと続く。

韓国はアジア最大の市場 

アジアで最も中古衣料の市場が大きいのが韓国。回収量は日本より多い28万トン。輸入量が6万トンあるので市場規模は34万トン。輸出量は30万トンを超え、国内消費は4万トンほどある。韓国の最多輸出国はベトナムで5万3,000トン、僅差でカンボジアが5万1,000トン。この両国で3割以上のシェアを持つ。次いでパキスタンとマレーシアが2万9,000トン、フィリピン1万5,000トン、インド1万3,000トンと東南アジア諸国が上位を占める。またアフリカ向けも全体で6万トンほどと多く、ナイジェリア、タンザニア、ガーナ、ベニン向けが特に多い。一方、輸入量の大部分は日本品で、9割近くを占めている。

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